【阪神・岡田監督語録】「(椎葉は)故障かと思ったよ」「才木に文句言いたいねん(笑い)」

2024年03月09日 19:44

野球

【阪神・岡田監督語録】「(椎葉は)故障かと思ったよ」「才木に文句言いたいねん(笑い)」
<神・ヤ>7回、投手交代を告げる岡田監督(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【オープン戦   阪神2ー5ヤクルト ( 2024年3月9日    甲子園 )】 阪神が「オープン戦の開幕からの連敗」で球団ワースト記録となる8連敗を喫した。岡田監督は四死球連発の投手陣に苦言を呈した。
 ―前川は昨日のミスもあり、期するものがあったか。
 「それは分からんよ、そんなん聞いてないけど。別に昨日は関係なしで、普通にライト守らせただけや。昨日のことなんか何にも関係ないよ」

 ―ノイジーは初めて守備についた。
 「きょうからやな。だから、ちょっと5回くらいまで守らそうと思ったけどな。まあ、徐々にな」

 ―レフトフライを3回連続で取った。心配ないか。
 「それは心配してないよ。まだまだこれから守備につくんやから」

 ―左翼のレギュラー争いはノイジーが一歩リードか。
 「いやいや、そんなことないよ。まだ今日1日だけやんか。なんでそんな」

 ―スタメン捕手の藤田は先発が富田だからか。
 「そうそう。坂本ばっかりいかれへんからな。まあ後ろのゲラとかは、坂本に受けさせとかなあかんけど」

 ―ゲラは投げるたびにいい。
 「だから、他のピッチャーがフォアボールをバンバン出してるのにな。そういうことやんか。寒いっていうても、相手ピッチャーも一緒の条件で投げとるわけやからな。出てきてフォアボール、フォアボールはなあ」

 ―昨季は四球の少なさが投手陣の成績に直結していた。
 「そら、フォアボールの数やで。そんなもんは。ヒットと一緒やからなあ。ましてや先頭へのフォアボールなんか、そらおまえ、絶対に点になるよ。終盤とかになるとな」

 ―岩貞は心配か。
 「心配って、全然、投げてないんやから」

 ―四球が明暗を分けることは投手陣も分かっている。
 「いやいや、分かってるって言うても、良くないやろ?ブルペンで良くないピッチャーは全然あかんやんか。だからそのブルペンのままが出ているよな。それだけのことや。今、こうやって見極めて、段々と落としていかなあかんわけやから、今はそういう時期やんか。こんなにいっぱい中継ぎピッチャーを抱えられへんわけやから。俺らがキャンプからブルペンを見て思っているのと、ゲームでテストをしてるのと、やっぱり一緒の結果が出ているやんか。だから、ピッチャーはブルペンのボールを見たら、ある程度判断できるよ。ずっと言うてるやん。だから、俺が言うてる目が正しかったなって思うよ。はっきり言うて。だって、ええやつはええ結果が出る、悪いやつは結果が出ないって、はっきりしているわけやからな」

 ―ゲラは制球面で崩れる心配がない。
 「だってブルペンでも崩れへんもん。あのフリーバッティングでも、1カ所で投げたときでも高いボールいけへんもん、それ言うたやんあのときでも。キャンプ中に。ボールになっても低い球しかいかんっていうかな、それをずっと、ゲームの中でもそういう感じで投げてるわけやからさ。思ってる通りのピッチングしてくれてるわけやもんな、結局は」

 ―先発の富田は?
 「いやいや、(本来なら)今日は才木やったんやからな。そんなん、熱出て投げられへんて、富田にしてもチャンスかも分からんけど、ちょっとかわいそうな面もあったしな、そら、しゃあないやん。才木に文句言いたいねん(笑い)。投げられへんねんから。この時期に、普通やったら(富田を)投げさせへんやんか。普通やったら才木やったからなあ。熱で投げられへんわけやから。富田は急きょな。そらまあ、初回はええボールを投げとったけど。短いイニングやったらいけそうな感じはするけどな、長くなると…。今日でも球数が増えてきたらガクッと落ちるもんな、ストレートでもな。初回に比べたら全然ボールがきてないから、キャッチャーも変化球を要求するけど、その変化球がストライク入らんていうな。そうなってくるよな、やっぱりな」

 ―使い方次第で戦力に?
 「いや、なるなる。今日のボールを見とったら、俺はなると思うよ。短いイニングやったらいけるんちゃうかなと思たよ、それは」

 ―去年1軍で先発した時はテンポが悪いと言っていた。変化は?。
 「だいぶ、変わってる変わってる。そらおまえ、エスコンではものすごく(投球間が)長かったやん。みんな、ボールを取られるでアメリカやったら」

 ―富田はロングリリーフの可能性もあるのか。
 「いやいや、中のロングは考えてないよ。それは誰かが調子悪くなったりしたらな、タイプ的に、いけるかもわからんけど。ロングいうても、今日を見てても、ロングはちょっとしんどいんちゃうかな。球数が増えてくると」

 ―リリーフは右と左4人ずつの構想があった。考えに変わりはないか。
 「いやいや、まだそれはわからんな。(右)5・(左)3になるかもわからんで。8人やからな。そらな、3、4人は削らなあかんわけやからな」

 ―彼らの見極めは開幕前まで続く?
 「いやもう、見極めなんて。(次週からの遠征に)そんなにつれていけへんよ、いけへんいけへん、そんなん」

 ―椎葉は。
 「今日なんか全然やったな。腕を振れんとな。どっか故障してるかなと思ったよ」

 ―左翼へ良い当たりされてた。
 「あれだけ腕を振れんかったら、そらええ当たりをされるよ。たまたまアウトにしただけやろ、今日は」

 ―真っすぐが上がってこない。
 「上がってこんな。今日は全然、腕が振れてないもんな。真っすぐも腕が振れてないし。なんかあったんかなと思ったよ、今日。見とって。たまたま抑えただけやろ、今日なんかな。あんなええ打球打たれてな」

 ―下で梅野がキャッチボール再開した。どれくらいの実戦を見込んでいるか。
 「実戦って、そら開幕からいくつもりでおるよ。なんでそれ」

 ―OP戦で、いつくらいから出るかと。
 「いやいや、それはもう、バッティングをしているわけやからな、投げられるようになったらこっちに呼ぶよ。昨日もちょっとな、検査とかもしとったみたいやけど。それである程度、良くなっているっていうので安心したんやろ。本人もな、それでまた悪くなってると言われたらあれやけど、そういう報告受けてるから」

 ―勝敗は関係ないが、あすは満員。勝利も見せたいのでは?
 「いやいや、勝利って。オープン戦やんか。そら勝ったらええけど、バントされても無防備やしな、まだ。向こうは、あのメンバーなら一、二塁とかになったらバントとかしてくるけど、別にさせといたらええやって。こっちはサインないから、シフトも敷かれへんやん」

おすすめテーマ

2024年03月09日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム