元日本ハム、ソフトバンクのレッズ・マルティネス 大谷翔平擁するドジャース打線相手に4回完全6K

2024年03月09日 12:19

野球

元日本ハム、ソフトバンクのレッズ・マルティネス 大谷翔平擁するドジャース打線相手に4回完全6K
レッズ・マルティネス(AP) Photo By AP
 レッズのニック・マルティネス投手(33)が米アリゾナ州グレンデールで行われるドジャース戦に先発。4回を投げ、1人の走者も許さず打者12人から6三振を奪う快投で先発ローテーション入りを猛アピールした。
 マルティネスは初回にベッツを中飛に打ち取ると、大谷との対戦では左翼フェンス際へ大飛球を打たれたがフェンス手前で失速して左飛。フリーマンは空振り三振に仕留め、MVPトリオを3者凡退に仕留める上々の立ち上がりを見せた。

 2点の援護を受けた直後の2回はテオスカー・ヘルナンデス、マンシー、ヘイワードの3人を3者三振。さらに打線が2点を加えて4点リードで迎えた3回はテイラー、ラックス、バーンズの下位打線も一飛、一直、空振り三振に打ち取った。

 2巡目に入った4回はベッツを三ゴロ、大谷をチェンジアップでタイミングを外して左飛、フリーマンからはこの試合2度目の空振り三振を奪った。試合は5回表を終了したところで雷雨が強まり、中断を挟んでそのまま試合中止となった。

 試合後、取材に応じたマルティネスは「多くの選手たち、そして特に翔平のような選手に対して完璧に抑えるためには最高レベルの集中力が必要だ。たぶん2打席目の初球の外角カットボールはストライクではなかったし、それが僕を助けてくれた。その後、チェンジアップを打たせて、彼をフライアウトすることができたんだ。レギュラーシーズンでは、もしかしたら違う結果になるかも知れません。引き続き自分の持ち球を色々と織り交ぜて抑えていけるようやっていきたい」と振り返った。

 昨季までパドレスでダルビッシュ有投手とともにプレーしたマルティネスは、このオフにレッズと2年総額2600万ドル(契約時36.7億円)で契約した。春季キャンプでは過去2試合に登板(先発1試合)し、計5回を2安打1失点(自責は0)で防御率0.00と好調をアピールしていた。

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