「不適切にもほどがある」ツウは気づいた!?ヒロインの名前、実は…「これは凄いw」「気付かなかった」

2024年01月30日 11:03

芸能

「不適切にもほどがある」ツウは気づいた!?ヒロインの名前、実は…「これは凄いw」「気付かなかった」
金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」第1話。昭和から令和にタイムスリップした小川市郎(阿部サダヲ)は、犬島渚(仲里依紗)と出会い…(C)TBS Photo By 提供写真
 俳優の阿部サダヲ(53)が主演を務めるTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)は26日、15分拡大で初回を迎えた。コンプライアンス度外視の“ハラスメントワード満載”で、昭和では“常識”だったが、今では“死語”となった懐かしの言葉を連発。昭和の小ネタも満載で瞬く間にトレンド入りの大反響を呼んだ。
 <※以下、ネタバレ有>

 宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりのタッグを組んだ。主人公は1986年(昭61)から2024年(令6)にタイムスリップしてしまう“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。

 冒頭、放送スタートと同時に、劇中の不適切と感じられる表現に対し、「1986年当時の表現をあえて使用して放送します」とあらかじめ“お断りテロップ”が流れた。そして冒頭から「おい!起きろブス!盛りのついたメスゴリラ!」と娘を罵倒するシーンが流れ、その他「部活中に水を飲んではいけない」「部員にケツバット指導」「バスの中でたばこ」、さらにミニスカートの女子高生へ向け「そんなかっこうして…“痴漢してください”って言っているようなもんだぞ」など、現代では“炎上”してしまうような、しかし当時では当たり前とされていた事象が次々と登場した。

 多くの“小ネタ”が登場する中、注目が集まったのはヒロインの名前。仲里依紗が演じる「犬島渚」だ。

 「犬島渚」、犬の点を取ると、「大島渚」になる。大島渚氏は言うまでもなく世界的な映画監督。「愛のコリーダ」「戦場のメリークリスマス」など多くの作品で世界にセンセーションを巻き起こした。

 宮藤氏は、過去にインタビューで、大島氏の「青春残酷物語」が「大好きだ」と語っているほど。同作のキャッチコピー「殴られても好き」を、そのまま自身が手掛けた芝居のタイトルにしたと語っていた。

 宮藤氏は役名について、放送直前の26日に放送されたTBSラジオ「宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど」(金曜後9・00)の中でも「一文字違いなんですけど…」と語っている。

 この細やかな小ネタに、ネット上では「これは大島監督オマージュ、リスペクトの何かが出てくる可能性大期待」「実は個人的に一番受けてるのは、仲里依紗演じるシングルマザーの犬島渚という名前だったりする」「『戦場のメリークリスマス』の監督は大島渚さん 仲里依紗さんが演じてるのは“犬島渚”こう言うクスッと笑えるネタが宮藤官九郎さんっぽくて僕は好きだ」「ヒロインの名前が大島渚かと思ったら犬島渚だったw」「仲里依紗の犬島渚って大島渚のパロディかしら」「犬島渚だ!気付かなかったww」と、さまざまな声が上がった。

 次回は第2話「一人で抱えちゃダメですか?」(2月2日)が放送される。果たして、次回はどんな“小ネタ”が飛び出すのか。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2024年01月30日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム