西川のりお 松本人志めぐる芸人の“お世話になった”は「論点を間違ってる」「コメントとして不適格」

2024年01月30日 11:00

芸能

西川のりお 松本人志めぐる芸人の“お世話になった”は「論点を間違ってる」「コメントとして不適格」
西川のりお Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「西川のりお・上方よしお」の西川のりお(72)が30日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食・一直線」(月~金前5・00)に電話出演。女性に性的行為を強要したと報じた週刊文春との裁判に注力するため活動休止を発表した「ダウンタウン」松本人志(60)についてコメントした。
 吉本興業に50年以上所属しているのりおは、一連の騒動について「僕はね、あくまでも第三者。結構、芸能人がコメントするのは内側からコメントすることが多いんですけどね、僕はあくまでも第三者。同じ会社ですけど、偶然にも彼とまったく付き合いがないのでね、本当にそれこそリスナーの皆さんと同じ感覚でしゃべらせてもらってますし、同じように見てます」と前置きした。

 そして、「裁判に注力」するため活動を休止するという判断には「僕は違うと思いますね」と自身の意見を語った。

 「“裁判したら長くなる”って、テレビもラジオもしょっちゅう言ってますよね。当然のこと。その間ね、我々、大衆芸能はお客さんに見てもらうことなので、1つの疑惑がずっと何年かにわたって一般の方に“こんなことあったんだ”“こんなことあったんだ”“いや、なかったんだ”“あったんだ”って、お笑いにとってプラスにならないと思うんですよ。どっちの方向に行ったってプラスにならないと思います」と裁判による長期化のリスクを懸念した。

 また、「僕らと同じ身内の方、内側からコメントする方いらっしゃるのでね、内側からのコメントをやめた方がいいと思う」とも指摘。「“昔、お世話になった”とか“尊敬して入った”とか“憧れていて”ってどうのこうのってコメントをまず入れますよね。そんなコメントだったら後輩に悪いけどね、入れない方がいいです」と言い切った。

 その理由について「“お世話になった”とか、“なってない”っていうのはね、本人の問題で、この話に関係ない。論点を間違っている。争点と論点を間違っている」と説明。「“良い人だった”とかね、“飲みに行って楽しかった”とか、それはいいんですよ。直面している事例の話をしなければ、そんなコメント入れても意味がない。ちょっとコメントとして不適格はなはだしい感じがしますね」と厳しく話した。

 松本のお笑いの才能について、パーソナリティーの生島ヒロシから尋ねられると「芸風が違うので歌舞伎と落語の違いぐらいあると思う。僕は何とも言いません。僕らの時代はやすきよという先輩がいてましたので、才能ある方だったので僕の物差しにならない」と発言。「感覚が違えば我々、今の歌を聞いても分からないでしょ?そういうことなんです。分からないものは分からない。僕は正直分からない。今の笑いが面白い、面白くないは正直分からない」と語った。

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