西川のりお 松本人志めぐる芸人の“お世話になった”は「論点を間違ってる」「コメントとして不適格」
2024年01月30日 11:00
芸能
そして、「裁判に注力」するため活動を休止するという判断には「僕は違うと思いますね」と自身の意見を語った。
「“裁判したら長くなる”って、テレビもラジオもしょっちゅう言ってますよね。当然のこと。その間ね、我々、大衆芸能はお客さんに見てもらうことなので、1つの疑惑がずっと何年かにわたって一般の方に“こんなことあったんだ”“こんなことあったんだ”“いや、なかったんだ”“あったんだ”って、お笑いにとってプラスにならないと思うんですよ。どっちの方向に行ったってプラスにならないと思います」と裁判による長期化のリスクを懸念した。
また、「僕らと同じ身内の方、内側からコメントする方いらっしゃるのでね、内側からのコメントをやめた方がいいと思う」とも指摘。「“昔、お世話になった”とか“尊敬して入った”とか“憧れていて”ってどうのこうのってコメントをまず入れますよね。そんなコメントだったら後輩に悪いけどね、入れない方がいいです」と言い切った。
その理由について「“お世話になった”とか、“なってない”っていうのはね、本人の問題で、この話に関係ない。論点を間違っている。争点と論点を間違っている」と説明。「“良い人だった”とかね、“飲みに行って楽しかった”とか、それはいいんですよ。直面している事例の話をしなければ、そんなコメント入れても意味がない。ちょっとコメントとして不適格はなはだしい感じがしますね」と厳しく話した。
松本のお笑いの才能について、パーソナリティーの生島ヒロシから尋ねられると「芸風が違うので歌舞伎と落語の違いぐらいあると思う。僕は何とも言いません。僕らの時代はやすきよという先輩がいてましたので、才能ある方だったので僕の物差しにならない」と発言。「感覚が違えば我々、今の歌を聞いても分からないでしょ?そういうことなんです。分からないものは分からない。僕は正直分からない。今の笑いが面白い、面白くないは正直分からない」と語った。