大ヒット漫画「砂時計」聖地、原作者・芦原妃名子さんを追悼 島根「仁摩サンドミュージアム」ロケ地にも
2024年01月30日 09:37
芸能
作風は、登場人物たちの心理描写が緻密なことで知られていた。「砂時計」では累計700万部を突破する大ヒット。少女が大人の女性になるまでのナイーブな感情や恋愛観のゆらぎを繊細に表現。多くの女性の共感を集めた。
漫画「砂時計」は、冒頭から「砂時計」が登場する。主人公・杏が、幼少期に母と「仁摩サンドミュージアム」を訪れた場面を思い出すことをきっかけに、物語が展開していく。
同作は2007年にTBSでドラマ化、翌年には映画化もされ、同施設は映像化のロケ地にもなり、多くのファンが“聖地巡礼”として訪れていた。
訃報を受け、同施設は「芦原先生のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします」と追悼文を発表。「突然のことで言葉もありませんが、ただただ悲しみでいっぱいです」と悲痛な思いを明かした。
「未だに漫画『砂時計』ファンの方が来館して下さり先生には感謝の気持ちでいっぱいです」と、今でもファンが訪れるという。「ご冥福をお祈りいたします」と追悼した。
◆いのちの電話
【相談窓口】
「日本いのちの電話」
ナビダイヤル 0570(783)556
午前10時~午後10時
フリーダイヤル 0120(783)556
毎日:午後4時~同9時
毎月10日:午前8時~翌日午前8時