仲里依紗、今秋朝ドラ「おむすび」で“伝説のギャル”に!ヒロイン橋本環奈の姉役で出演

2024年01月30日 05:00

芸能

仲里依紗、今秋朝ドラ「おむすび」で“伝説のギャル”に!ヒロイン橋本環奈の姉役で出演
2024年度後期のNHK連続テレビ小説「おむすび」に出演する仲里依紗(C)NHK Photo By 提供写真
 NHKは30日、女優の橋本環奈(24)がヒロインを務め、今秋スタートする連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)に女優・仲里依紗(34)が出演すると発表した。橋本演じるヒロイン米田結の姉で、地元福岡で“伝説のギャル”として知られた米田歩役を演じる。
 平成のギャルが管理栄養士になり、“目には見えない大切なもの(縁・時代・人)”を次々と結んでいく同ドラマ。仲が演じる米田歩は主人公より8歳上で1990年代に安室奈美恵さんに憧れたコギャル世代。そのパワフルさで結の生き方に大きな影響を与えていく。奔放なふるまいで米田家に波乱を起こすが、ギャルになった裏にはある秘密が…。

 仲は「『平成は失われた30年』と呼ばれていることを初めて耳にした時、ある気持ちが溢れました。私は、平成元年に生まれ、勉強も遊びもこの仕事も家族との時間もあの平成時代と共に全力で駆け抜けてきた生粋の平成っ子です」とし、「30年間の中に悲しい出来事や耳を塞ぎたくなるニュースはたくさんありましたが、それでも毎日の生活には、心が温まったり、一緒に笑い合ったり、称え合ったりできる瞬間がちゃんとあって、私はずっとそれを見つけながら今日まで生きてきました」と時代への思い入れを告白。

 「もし『失われた30年』があるのだとしたら、それは失ったのではなく、時代の流れが忙し過ぎて、多くの方が見落としてきてしまった時間なのかもしれません。そう思った時、私がこの作品で務められる役割が少し分かったような気がしました。あの時代に息づいていた絆や人を思い合う気持ち、そして不屈のギャルマインドを、もう一度拾い直して、置き忘れてきてしまった方々にそっと届けられたらいいなと思っています」とドラマへの思いを明かした。

 そして「約1年以上に亘る撮影を素晴らしいキャスト・スタッフの皆さんと、そして『米田歩』と共に、令和を生きる私が、今一度、平成を振り返りながら歩いていきます。どうぞご期待下さい」とメッセージを送った。

 制作統括の宇佐川隆史は「伝説のギャルを演じられる人物とは、一体誰なのか…そう考えた時、仲里依紗さん以外には考えられませんでした。仲さんは、生きるパワーにあふれ、見ている私達の心をじかに揺さぶる、熱く繊細なお芝居をされる方。この90年代~00年代に、実際に青春を過ごされたお一人でもあります。そして何より、仲さん自身が芯に持つ、“好きなものは好き”と言える強い力その力強さが、ある秘密を抱えながらギャルとして生きる歩に説得力を与えてくれると信じています」と起用理由を説明。

 そして「主演の橋本環奈さんに仲さんのお名前を伝えた時、『嬉しい!』と、満面の笑みで喜びをあらわになさっていました」と主演の橋本の反応を明かし、「橋本さんと仲さんの、パワーあふれる姉妹コンビ…今から楽しみでしょうがありません」とギャル姉妹コンビに期待した。

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