元放送作家 芦原妃名子さんの訃報に最大の問題点指摘「脚本家への誹謗中傷は絶対にやめて」

2024年01月30日 14:48

芸能

元放送作家 芦原妃名子さんの訃報に最大の問題点指摘「脚本家への誹謗中傷は絶対にやめて」
芦原妃名子さん公式X(@ashihara_hina)から
 元放送作家の長谷川良品氏が29日に自身のXを更新。日本テレビで昨年10月に放送された連続ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で、漫画家の芦原妃名子さんの訃報についてつづった。
 今回の訃報に「これはちょっと、言葉を失う。ご冥福をお祈りします」と追悼した。

 その後の投稿で「ドラマ化=『マスへの伝達をエクスキューズにテレビサイズに陳腐化』というテレビの都合に過ぎない改悪が起こる事は往々にしてある。結局その根底には原作への敬意に欠ける『ドラマ化してやる』という思い上がりがある。何よりこの悲劇を伝える日テレの言い訳がましいコメントには疑問しかない」と自身の見解をつづった。

 さらに「そもそもプロデューサー及び局や出版社は、両者の疑心暗鬼を肥大させるような拙(つたな)い伝言ゲームで『原作者』と『脚本家』の対立軸を避ける、というのも大きな仕事なんですよ。それができなかったというのが最大の罪」と指摘。脚本家への批判の動きもあり、「脚本家への誹謗中傷は絶対にやめてください」と呼び掛けた。

 芦原さんは今月26日に更新した自身のXで、「セクシー田中さん」の脚本をめぐり局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになったとして視聴者に向けて謝罪。当初提示していた「漫画に忠実に描く」などの条件が反故になっていたと明かしていた。29日に栃木県内で死亡しているのが見つかった。

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