スマイリーキクチ 芦原妃名子さんの訃報巡るバッシングに警鐘「表現の自由の前に表現の責任がある」

2024年01月30日 13:47

芸能

スマイリーキクチ 芦原妃名子さんの訃報巡るバッシングに警鐘「表現の自由の前に表現の責任がある」
スマイリーキクチ Photo By スポニチ
 タレントのスマイリーキクチ(52)が30日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。日本テレビで昨年10月に放送された連続ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で、漫画家の芦原妃名子さんの訃報についてつづった。
 かつて過去のある殺人事件に関係したという事実無根のデマによりネット上で誹謗(ひぼう)中傷を受けたことがあるスマイリーは、「SNSで炎上したことをネットニュースで知り、その数日後に訃報。誹謗中傷や炎上は精神的に相当追い詰められます」と投稿。

 「リンチを娯楽にするなんて愚の骨頂。自分に正直で責任感のある人が傷つけられて、無責任で平気で人を傷つける人物が蔓延(はびこ)るなんておかしい。言葉の刃を振り回す通り魔はSNSをやめてほしい」とつづった。

 さらに「捜査機関でもないのに犯人探しや犯人扱いして、烏合の衆が一斉に叩く。再発防止策の話はいつもしない。ネットリンチの先は憎悪しかない。表現の自由の前に表現の責任があるのに。だから悲劇を繰り返す」とし、芦原さんの訃報を巡る脚本家などへのバッシングを懸念。「命をかけた方は私刑は望まず、自分と同じ痛みを他の原作者にもさせないために苦しんだと思う」と私見をつづった。

 芦原さんは今月26日に更新した自身のXで、「セクシー田中さん」の脚本をめぐり局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになったとして視聴者に向けて謝罪。当初提示していた「漫画に忠実に描く」などの条件が反故になっていたと明かしていた。29日に栃木県内で死亡しているのが見つかった。

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