スマイリーキクチ 芦原妃名子さんの訃報巡るバッシングに警鐘「表現の自由の前に表現の責任がある」
2024年01月30日 13:47
芸能
「リンチを娯楽にするなんて愚の骨頂。自分に正直で責任感のある人が傷つけられて、無責任で平気で人を傷つける人物が蔓延(はびこ)るなんておかしい。言葉の刃を振り回す通り魔はSNSをやめてほしい」とつづった。
さらに「捜査機関でもないのに犯人探しや犯人扱いして、烏合の衆が一斉に叩く。再発防止策の話はいつもしない。ネットリンチの先は憎悪しかない。表現の自由の前に表現の責任があるのに。だから悲劇を繰り返す」とし、芦原さんの訃報を巡る脚本家などへのバッシングを懸念。「命をかけた方は私刑は望まず、自分と同じ痛みを他の原作者にもさせないために苦しんだと思う」と私見をつづった。
芦原さんは今月26日に更新した自身のXで、「セクシー田中さん」の脚本をめぐり局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになったとして視聴者に向けて謝罪。当初提示していた「漫画に忠実に描く」などの条件が反故になっていたと明かしていた。29日に栃木県内で死亡しているのが見つかった。