小説家・本間文子氏 芦原さん訃報に思い「創作物において原作者の尊厳は軽んじられてはいけない。絶対に」
2024年01月30日 15:45
芸能
「作品のドラマ化に際し、作者が条件として提示した、『原作に忠実であること』がまったく守られなかったこと。その理由と経緯を制作サイドは公平な観点で詳らかにし、当事者の口から真摯に公表すべきだと思う」と記した。
続けて「誤解があるかもしれない一部の情報に触れただけでも私の胸には、怒りと、特定の人物に対する安易な憎しみがわきかける。
しかし、この感情からはできるだけ距離を取らなければならない。悲しい連鎖を断ち切るには、まず、情報の受け手が自分の感情を中立に保つことだと思う」とした。
さらに「原作を愛し、続きを楽しみにしていた読者の悲しみの深さはいかほどであろうか。その愛に応えるためにも、創作物において原作者の尊厳は軽んじられてはいけない。絶対に」と重ね、「芦原さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます」と追悼した。
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