恵俊彰 岸田首相の政策活動費めぐる答弁に「使途の報告義務のないお金と政治活動の自由…かみ合わない」

2024年01月30日 14:17

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恵俊彰 岸田首相の政策活動費めぐる答弁に「使途の報告義務のないお金と政治活動の自由…かみ合わない」
恵俊彰 Photo By スポニチ
 タレントの恵俊彰(59)が30日、司会を務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)で、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件に関連し、収支報告書に記載不要、領収書も不要、納税なども不要の政策活動費について言及した。
 29日の衆院予算委員会では、立憲民主党の階猛衆院議員が「二階俊博衆院議員には、何と50億円を超える政策活動費が渡されているわけです。今回の(自民党の)中間取りまとめで政策活動費の問題には一切触れられていません」と、自民党の二階元幹事長に21年までの20年間に約50億6000万円の政策活動費が渡されていると指摘。これに対し、岸田文雄首相は「政治活動の自由と国民の知る権利のバランスの中で、あるべき結論を出さなければなりません」と答弁した。さらに階氏が「廃止は考えていないということでいいですか?」と問うと、岸田首相は「政治活動の自由と国民の知る権利のバランス、これを考えることが日本の民主主義を考える上で重要であると申し上げております」と答えた。

 裏金問題に関連し、自民の梶山弘志幹事長代行は記者会見で、野党が求める政策活動費の使途公開導入を巡る議論への対応を問われ、直接の回答を避けた。その上で「政策活動費より圧倒的に額が大きく、国民負担をお願いしている政党交付金についても使途の在り方や公開の是非を議論すべきだ」と述べた。

 恵は、階氏に対する岸田首相の政策活動費の答弁に「聞いていてもよく分からないですよね。使途の報告義務のないお金というのがあっていいのだろうか。それが政治活動の自由と…って、ここはかみ合わないですよね」と自身の受け止めを話した。

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