芦原妃名子さん急死 ヒャダイン「原作者に入ってくる権利、お金も本当に少ない…」クリエイターとして見解

2024年01月30日 12:30

芸能

芦原妃名子さん急死 ヒャダイン「原作者に入ってくる権利、お金も本当に少ない…」クリエイターとして見解
ヒャダインこと前山田健一 Photo By スポニチ
 シンガー・ソングライターでタレントのヒャダインこと前山田健一(43)が30日、レギュラー出演するABCテレビ「おはよう朝日です」に出演。漫画「セクシー田中さん」の作者である漫画家・芦原妃名子さんの訃報を受け、コメントした。
 芦原さんは、昨年10月期にドラマ化された漫画「セクシー田中さん」の作者。29日、栃木県内で死亡しているのが見つかった。26日にSNSで「…田中さん」のドラマ脚本を巡るトラブルを公表したばかりだった。

 芦原さんの投稿によると、昨年6月にドラマ化に同意。その際に小学館の担当者を通じ、「必ず漫画に忠実に」「ドラマオリジナルの終盤も、原作者があらすじからセリフまで用意する」などと条件をつけた。だが、そうした条件がほごにされたと主張。9、10話は自らが「書かざるを得ないと判断した」と明かしていた。

 報道を受け、ヒャダインは「原作者の権利というものを、必ず守らなければならない」とコメント。「今、あまりにも原作者の権利が少ない状況ですから。本当に入ってくるお金も少ないですし、守られないことは本当に往々にしてありますね」と、音楽にも通じる問題とした上で「特に漫画、小説、原作者への権利は少ないですね…」と、クリエイターの立場から、原作者の権利に対する見解を示した。

 芦原妃名子さんは1994年に別冊少女コミックの「その話おことわりします」で漫画家デビュー。03年から連載された「砂時計」は05年に小学館漫画賞を受賞。ドラマ化や映画化もされ、累計700万部を突破する大ヒットとなった。13年には「Piece」で自身2度目となる小学館漫画賞を受賞。こちらも後にドラマ化された。

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