「どうする家康」&静岡・浜松市「ロケーションジャパン大賞」グランプリ!大河13年ぶり快挙 CPも感激

2024年02月15日 17:00

芸能

「どうする家康」&静岡・浜松市「ロケーションジャパン大賞」グランプリ!大河13年ぶり快挙 CPも感激
嵐の松本潤が主演を務めた昨年の大河ドラマ「どうする家康」の最終メーンビジュアル(C)NHK Photo By 提供写真
 観光の活性化に貢献した作品と地域に贈られる「第14回ロケーションジャパン大賞」(雑誌「ロケーションジャパン」選定)の授賞式が15日、東京・渋谷スクランブルスクエアで行われ、嵐の松本潤(40)が主演を務めた昨年のNHK大河ドラマ「どうする家康」と静岡県浜松市がグランプリに輝いた。大河ドラマのグランプリ受賞は、第1回の「龍馬伝」(2010年)と高知県(当時は映画部門とドラマ部門に分類)以来、13年ぶりの快挙。
 制作統括の磯智明チーフ・プロデューサーは「大賞受賞に感激しています!松本潤さんはじめ、多くの出演者が舞台地・浜松を訪ね、その度にたくさんの元気をもらいました。『浜松まつり』はドラマと市民がまさに一つになった瞬間でした。家康に家臣団がいたように、私たちには浜松の皆さんがいつも一緒でした」と感謝した。

 ご当地感・話題性・ロケ地行楽度を基準とし、22年11月1日から23年10月31日に公開・放送された映画・ドラマ・アニメ作品を対象に、33作品とそのロケ地・65地域をノミネート。2万人の一般投票ポイント、地域側のロケ誘致の継続性に加え、以下の4つの選考基準を基に、1000点満点で算出した。

 (1)支持率(2万人の一般アンケート結果)(2)行楽度(ロケ地マップ・語り部・ツアーの有無など)(3)撮影サポート度(ロケ支援組織・撮影リピーターの有無、撮影窓口の一本化、ロケに対する住民の理解度など)(4)地域の変化(作品による観光客の増加・経済効果、作品にまつわる商品の誕生、CM換算効果・メディア露出など)。

 「どうする家康」の選定ポイントは、5月5日に行われた「浜松まつり」に約260万人が訪れ、松本らキャストが「家康公騎馬武者行列」に登場。松本監修の地産弁当も反響を呼んだ。大河ドラマ館にも64万人が来館。キャストを招聘したイベントやキャンペーンなどを実施、発信し続け、ロケ地から盛り上げた。

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛けた大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描いた。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となった。

 全7賞は以下の通り。

 「グランプリ」=NHK大河ドラマ「どうする家康」と静岡県浜松市
 「準グランプリ」=ドラマ「VIVANT」(TBS日曜劇場)と島根県
 「部門賞 支持率部門」=Netflixシリーズ「First Love 初恋」と北海道札幌市
 「部門賞 撮影サポート部門」=映画「雑魚どもよ、大志を抱け!」と岐阜県飛騨市
 「部門賞 行楽度部門」=映画「春に散る」と大分県大分市
 「部門賞 地域の変化部門」=NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」と長崎県五島市
 「特別奨励賞」=NHK連続テレビ小説「あまちゃん」と岩手県久慈市

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