ホラン千秋 水ダウ「インたけ騒動」に「個人の選択を私たちはしっかり見るべき」 的確コメントに賛同の声

2024年02月15日 06:00

芸能

ホラン千秋 水ダウ「インたけ騒動」に「個人の選択を私たちはしっかり見るべき」 的確コメントに賛同の声
ホラン千秋 Photo By スポニチ
 タレントのホラン千秋(35)が14日放送のTBS「水曜日のダウンタウン」(水曜後10・00)に出演。芸人インタレスティングたけしの企画放送後に「差別と偏見の助長」についての自らの考えを明確に示した。
 インたけは22年7月放送のドッキリ企画「説教中の『帰れ!』額面通り受け取るわけにはいかない説」に出演。先輩で仕掛け人のチャンス大城に叱責されながらも、独特の受け答えを続けて笑いを取った。しかしインたけが吃音者であったことが放送後に論議を呼び、NPO法人「日本吃音協会」が、吃音者に対する差別と偏見を助長するなどとしてTBSに抗議文を送るなど騒動は広がった。

 この日の放送では1年半前とは逆に、チャンス大城に芸人引退を告げるドッキリ企画の仕掛け人として出演した。芸人としての仕事にやりがいは感じているが、騒動以降に受けた誹謗中傷など、悩みを打ち明けるインたけの気配で「引退」と悟ったチャンスが必死に阻止しようとする展開に。最後は感謝の言葉に涙するチャンスにネタばらしがされて終了した。

 ホラン千秋は企画を見終え「もちろん(個性を)武器にできる人もいれば、そんな武器にできない人もいますし、吃音であるということで嫌な思いをしたり、悔しい思いをしたり、今でも人の前に出るのが怖いという方も、もちろんいると思うんです」と前置きしたうえで思いを口にする。

 「なんですけど、その自分が持っているものとどう向き合って、付き合って生きていくかというのはその人の、個人の決断だし、選択なので。吃音であるということで勝手にみんなが背負わせちゃっている部分もあるとも思うんですけど、インたけさんが“こういう生き方をしていきたい”というのであれば、そういう属性で判断するのでなく、インたけさんご自身の個人の選択を私たちはしっかり見るべきだし、“こうしたい”という人の活躍を奪っちゃいけないなってすごい思った」

 ホランは昨年6月28日の放送に出演した際、相方が倒れ、命の危険があると伝えられた後の芸人の反応を試す企画に「本当は、この“命に危険がある”という試し方はいけないんだとは思いますけど」と苦言を呈するなど的確にコメント。

 今回の私見についてもX(旧ツイッター)では「伊集院さんとホランさんの言ってたことが、そのまんまな気がする」「大事なのは他者に敬意を払うってことだよね」「ちゃんと最後まで見た人なら属性じゃなく個人で見ようって思うはず」「個人的にはホランさんのコメントが1番良かった」と賛同する声が多数を占めた。

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