石井裕也監督 「河村イズム」のエッセンス継承を 天国の盟友思い「彼もあの世で喜んでいる」

2024年02月15日 05:00

芸能

石井裕也監督 「河村イズム」のエッセンス継承を 天国の盟友思い「彼もあの世で喜んでいる」
監督賞を受賞しトロフィーを贈られる石井裕也監督(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【2023年(第78回)毎日映画コンクール表彰式 ( 2024年2月14日    東京都目黒区八雲「めぐろパーシモンホール」 )】 【監督賞 「月」】石井裕也監督が受賞した。2016年に起きた障がい者施設入所者連続殺傷事件が題材の同名小説を実写化。
 作品を企画したプロデューサーの河村光庸さんは22年に他界。「彼も多分あの世で喜んでいる」と思いをはせた。

 河村さんは他にも「新聞記者」などを製作。

 「今の時代の同調圧力に常にあらがい、なんとか壊そうとしていた。しかも商業映画として成立させようとしていた」と功績を称え、「河村イズムを全部引き継ぐことは無理だし、したくない。でも少しはそのエッセンスを引き継いでこれからも頑張っていきたい」と決意を新たにした。

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