塚本晋也監督 平和への祈り込め「怖くない世の中になってほしい」

2024年02月15日 05:00

芸能

塚本晋也監督 平和への祈り込め「怖くない世の中になってほしい」
日本映画優秀賞を受賞し喜びを語る塚本晋也監督(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【2023年(第78回)毎日映画コンクール表彰式 ( 2024年2月14日    東京都目黒区八雲「めぐろパーシモンホール」 )】 【日本映画優秀賞 「ほかげ」】受賞した塚本晋也監督(64)は、美術の中嶋義明氏らスタッフ4人とともに登壇。
 「キャストやセットなど、非常に少ない要素でどれだけ戦後の空気感を伝えられるかが勝負だった。それが伝わったのは、スタッフが頑張ってくれたおかげ」と喜びを分かち合った。

 戦後の闇市を舞台に、戦争孤児の少年や、さまざまな状況で傷を抱えた市井の人々を描いた。

 準備を始めた頃にロシアのウクライナ侵攻が始まり、完成したのはイスラエルがガザへの攻撃を始めたタイミングだった。「小さな子供たちの未来のために何とか怖くない世の中になってほしいと祈っています」と訴えた。

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