【セクシー田中さん問題経過】芦原さん死去 日テレ追悼も内容に批判 小学館編集者一同が声明

2024年02月15日 19:27

芸能

【セクシー田中さん問題経過】芦原さん死去 日テレ追悼も内容に批判 小学館編集者一同が声明
木南晴夏が主演を務めた日本テレビドラマ「セクシー田中さん」(日本テレビ公式サイトから) Photo By 提供写真
 昨年10月期放送の日本テレビドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)の急死を受け、15日に日本テレビが改めて声明を発表した。
 日本テレビは謝罪の言葉とともに「ドラマ化にあたって窓口となっていただいた小学館にもご協力いただき、新たに外部有識者の方々にも協力を依頼した上、ドラマ制作部門から独立した社内特別調査チームを設置することにいたしました」など、早急に再調査を行うことを説明した。

 日本テレビは1月29日に芦原さんが亡くなった際に、ドラマの公式サイトで追悼コメントを発表していたが、その内容に批判が集まっていた。

≪セクシー田中さん問題経過≫

 ▼2023年10月10日 「セクシー田中さん」最新の第7巻冒頭で、原作者の芦原妃名子さんがドラマ化についてメッセージを掲載。日付は8月31日付。「原作から大きくそれたと私が感じた箇所は修正。必要なアレンジは、あらすじからセリフに至るまで私が書いている。恐らく8話以降に収録されるはず」とし、「あれこれ悩みつつ今回はこういう形をとらせていただくことになりました」とつづる

 ▼10月22日 ドラマ第1話が放送

 ▼12月24日 最終回放送。同日、脚本家の相沢氏がインスタグラムを更新し「最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり…残念ながら急きょ協力という形で携わることとなりました

 ▼28日 相沢氏がインスタグラムで「私が脚本を書いたのは1~8話で、最終的に9・10話を書いたのは原作者。誤解なきようお願いします」「この苦い経験を次へ生かし…」などとつづる

 ▼24年1月26日 芦原さんがX(旧ツイッター)を更新。9、10話の脚本を書くことになった経緯を説明。3本にわたる長文投稿だった

 ▼28日 未明に芦原さんが投稿を削除。その後、「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい。」とXを更新。同日に行方不明者届が出されていた

 ▼29日 芦原さんの遺体が見つかる。日テレがドラマ公式サイトで追悼コメントを発表するも、「最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし放送しております」などの内容に批判が集まる

 ▼30日 小学館が追悼コメント。日テレが公式サイトで再びコメントし関係者への誹謗中傷に注意喚起

 ▼31日 芦原さんの遺族が「今はそっとして」。ドラマ主演の木南晴香が追悼コメント

 ▼2月6日 小学館が社員向け説明会で、この件についての社外発信はないとしたことが明らかに。各方面から批判が集まる

 ▼8日 相沢氏がSNSで追悼コメント発表。自身の投稿を「深く後悔」。小学館の編集者一同が声明「寂しいです、先生」。小学館も「再発防止に努める」と新たにコメント

◆いのちの電話
【相談窓口】
「日本いのちの電話」
ナビダイヤル 0570(783)556
午前10時~午後10時
フリーダイヤル 0120(783)556
毎日:午後4時~同9時
毎月10日:午前8時~翌日午前8時

おすすめテーマ

2024年02月15日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム