「不適切にもほどがある」トー横?東横?市郎「のれん街」ネット共感&爆笑「殿堂入り小ネタ」「今どこ?」

2024年03月12日 10:30

芸能

「不適切にもほどがある」トー横?東横?市郎「のれん街」ネット共感&爆笑「殿堂入り小ネタ」「今どこ?」
金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」第7話。小川純子の行方が心配の一同は…(C)TBS Photo By 提供写真
 俳優の阿部サダヲ(53)が主演を務めるTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)は今月8日、第7話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。

 第7話は「回収しなきゃダメですか?」。犬島渚(仲里依紗)に連れられ、小川純子(河合優実)は令和の美容師・ナオキ(岡田将生)と出会う。渚は小川市郎(阿部サダヲ)羽村由貴(ファーストサマーウイカ)とのリモート会議に参加。台本の締め切りが迫るエモケンこと江面賢太郎(池田成志)のドラマについて話し合う。純子はデートに誘われ、ナオキといい雰囲気に…。同じ頃、昭和。姿を消した純子の行方を心配したムッチ先輩こと秋津睦実(磯村勇斗)が向坂キヨシ(坂元愛登)を問い詰めていた…という展開。

 令和パート。喫茶「SCANDAL」。純子が午後9時を過ぎても帰らず、市郎たちは心配。秋津真彦(磯村勇斗)は「歌舞伎町とか、行ってなきゃいいけどな」、井上昌和(三宅弘城)は「トー横、治安悪いっていうからね~」。市郎は「東横?のれん街か?」と聞くと、井上は「家出少女が集まるスポットがあるんですよ」と説明した。

 令和に順応している市郎だが、「トーヨコ」のワードに浮かぶのは「のれん街」だった。

 井上が口にした「トー横」は「新宿東宝ビルの横」の略称。市郎が口にした「東横のれん街」は51年(昭和26年)10月、渋谷・東横百貨店(東急百貨店東横店の前身)に誕生した日本初の名店街。13年3月に東急百貨店東横店・東館が閉館。同年4月に渋谷マークシティ地下1階へ移設。20年5月、渋谷ヒカリエShinQs地下2・3階に移設された。

 何気ない台詞だったが、SNS上には「のれん街か?wそれはトー横じゃなく東横」「トーヨコ=のれん街派なので、めっちゃ笑った」「今回は歌舞伎町→トー横→のれん街、一連の流れの台詞が秀逸だった」「今どこにあるんだ?と調べたら、ヒカリエに」「たった一言の小ネタでしかない『のれん街』が自分にとっては殿堂入り」などの声。昭和世代の共感と爆笑を誘った。

 次回は第8話「1回しくじったらダメですか?」(3月15日)が放送される。

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