仲野太賀、過去にも大河で「豊臣」役 26年大河ついに主演・秀長抜てき「とても縁を感じている」

2024年03月12日 15:42

芸能

仲野太賀、過去にも大河で「豊臣」役 26年大河ついに主演・秀長抜てき「とても縁を感じている」
2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」に主演することが発表された仲野太賀 Photo By スポニチ
 NHKは12日、2026年に放送される大河ドラマ第65作の制作・主演発表会見を行い、主演を俳優・仲野太賀(31)が務めると発表した。タイトルは「豊臣兄弟!」。脚本は20年度後期の連続テレビ小説「おちょやん」などを手掛けた八津弘幸氏が務め、強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡を描く。
 23年「どうする家康」以来、3年ぶりの戦国時代が舞台。仲野が演じるのは、主人公・豊臣秀長。秀長は秀吉の3歳下の弟で、天下一の補佐役。「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」と言わしめた人物を中心に、戦国時代をダイナミックに描く。

 仲野は、2011年の大河ドラマ第50作「江~姫たちの戦国」で豊臣秀頼を演じた縁がある。「徳川殿と共に太平の世を築くことを、共に考えて参りたいと思います」と、太平の世への思いを語ったシーンは有名。母の淀(宮沢りえ)と自害をするシーンは、視聴者に鮮烈な印象を残した。

 豊臣との縁について、仲野は「豊臣家にすごく救われてるというか。とても縁があるなと感謝してます」としみじみ。「こんな日を迎えることができたってのは俳優をやっててよかったなと思います」と主演への喜びを語った。

 物語は、豊臣兄弟の天下統一までの軌跡を描く下剋上サクセスストーリー。目の前に立ちはだかるハードミッションを絶妙のコンビネーションで次々とクリアしていく兄弟は、やがて兄とともに、万民が笑って暮らせる太平の世を作るという夢を抱き始め…。戦国乱世を舞台に、熱い兄弟が夢と希望を胸に突っ走る。

 脚本は、連続テレビ小説「おちょやん」「1942年のプレイボール」「家康、江戸を建てる」「アイドル」「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」「家政夫のミタゾノ」などを生み出した八津弘幸氏が、自身初となる大河ドラマを手掛ける。

 ◆仲野太賀(なかの・たいが)1993年2月7日、東京都阿佐ヶ谷出身。父は俳優の中野英雄。2006年俳優デビュー。近年の出演作はドラマでは「あのコの夢を見たんです。」「コントが始まる」「#家族募集します」「初恋の悪魔」「ジャパニーズ・スタイル」「いちばんすきな花」など。映画では「泣く子はいねぇが」「すばらしき世界」「あの頃。」「ゆとりですがなにかインターナショナル」「笑いのカイブツ」「熱のあとに」など。第45回日本アカデミー賞優秀助演男優賞、第76回毎日映画コンクール男優助演賞、第64回ブルーリボン賞助演男優賞などを受賞。NHKでは「拾われた男」で主演の松戸諭を演じて話題に。大河ドラマは「風林火山」「天地人」「江~姫たちの戦国」「八重の桜」「いだてん」に出演。4月から放送の連続テレビ小説「虎に翼」で佐田優三役を演じる。

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