自民ハレンチ懇親会 党「公費出てない」も宮根誠司「裏金問題わからないのに、これすぐわかるんだ」

2024年03月12日 17:34

芸能

自民ハレンチ懇親会 党「公費出てない」も宮根誠司「裏金問題わからないのに、これすぐわかるんだ」
宮根誠司アナ Photo By スポニチ
 自民党和歌山県連が主催し党青年局幹部らが参加した懇親会に、露出度の高い女性ダンサーを呼んでいた問題で、フリーアナウンサーの宮根誠司が12日、司会を務める読売テレビ「ミヤネ屋」で自民党の対応に疑問を投じた。
 懇親会の中で“ハレンチ”な行為があったことを問題視しながらも、もっとも首をひねったのは会の費用への反応。自民党の梶山幹事長代行は「公費が出ていないことだけは確認できている」と発言。しかし、宮根は「自民党は政治とカネの問題で大揺れの状況。領収書のいらない裏金が大問題になっていて、それがよくわからないから政倫審が開かれている。なのに早々と梶山さんが公費が出ていないことだけはわかっている、というのはどうなんでしょうか?あれ?これはすぐわかるんだと国民感情としてはありますよね」と首を傾げた。

 すでに明らかになっているのは参加者がそれぞれ5000円程度支払い、残りは和歌山県連の経費だったという。参加人数は約50人だったため、25万円は県連の経費から出た計算となる。

 政治ジャーナリストの伊藤惇夫氏は「党本部からかなりの金額が県連に下りてきているのは事実。その中に政党交付金が原資になったお金が入ってきたかどうかは確認のしようがないが、経費の中に政党交付金が入っている可能性は極めて高い。なんで梶山さんがあんなことをおっしゃったのか、よくわからない」と理解に苦しんだ。

 加えて野村修也弁護士は「県連も政治資金パーティーなどを主催している。そこで集まったお金は政治活動に使っているから非課税になっていて、そのお金が懇親会の費用負担として出ているのだとすれば問題」と、経費の経路を明らかにすべきと主張した。一方で「ダンサーは悪くない、呼んだ人のせいで不適切な形にしてしまった。多様性だとか言ってますけど、ダンサーの人をとても傷つけてしまったと思う」と、会合に参加した政治家たちを厳しく批判した。

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