NHK26年大河「豊臣兄弟!」主演の仲野太賀は「見る者の心を鷲づかみにする唯一無二の若手俳優」制作P

2024年03月12日 15:16

芸能

NHK26年大河「豊臣兄弟!」主演の仲野太賀は「見る者の心を鷲づかみにする唯一無二の若手俳優」制作P
<2026年大河ドラマ制作・主演発表会見> 主演に決まり会見する仲野太賀(左、右は八津弘幸)(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 NHKは12日、2026年に放送される大河ドラマ第65作の制作・主演発表会見を行い、主演は俳優・仲野太賀(31)が務めると発表した。タイトルは「豊臣兄弟!」。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡を描く。
 仲野は主人公・豊臣秀長を演じる。秀長は秀吉の3歳下の弟で、天下一の補佐役。「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」と言わしめた人物を中心に、戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントだ。

 制作にあたって制作統括の松川博敬チーフプロデューサ―は「天下人・豊臣秀吉の一代記である『太閤記』。この日本史上最も有名なサクセスストーリーを“兄弟の絆“というテーマで令和の時代によみがえらせます。これまでダイナミックなエンターテインメント作品を数多く手掛け、話題作を連発してきた八津弘幸さんに脚本を託します。主人公は弟の豊臣秀長。兄・秀吉の天下取りをただ一途に支えつづけた『天下一の補佐役』といわれています。秀長は兄の天下統一を見届けたのち病に倒れます。その後の秀吉の暴走と豊臣家の没落は周知のとおりです。『秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった』とまで言わしめた、彼の利他的な生きざまは、混迷をきわめる現代社会を生きる我々に、生きるヒントを与えてくれるものになるかもしれません。主役を演じるのは仲野太賀さん。等身大の人物を泥臭くエネルギッシュに演じ、見る者の心を鷲づかみにする唯一無二の若手俳優です。1963年『花の生涯』に始まった大河ドラマの歴史は、今作で64年目を迎えます。私にとって(そして多くの大人たちにとって)幼少のころに出会った大河ドラマは、歴史に興味を持つきっかけになってきたのではないでしょうか。この企画を考えるにあたり、未来を担う子どもたちにとってそんな「歴史への興味の扉」としての大河ドラマの役割を強く意識しました。小学生でも楽しめる、歴史初心者にもわかりやすい、家族みんなでご覧いただける大型娯楽時代劇をお届けしたいと切に願っています」とコメントを発表した。

 【ストーリー】尾張中村の貧しい農家に生まれた小一郎(のちの豊臣秀長)は、田畑を耕し土と共に生きる暮らしに満足しながら、平穏な日々をすごしていた。ある日、音信不通の兄・木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が意気揚々と姿を見せる。若き戦国武将・織田信長に仕官して大出世を目指しており、小一郎に自分の家来になって欲しいと願い出る。強引な兄の誘いに巻き込まれる形で武士への転身を余儀なくされた小一郎は、母と姉妹を残し生まれ故郷の中村をあとにする。藤吉郎とともに城下町の清州に出てきた小一郎は主君・信長と運命的な出会いを果たす。その他、信長のもとで野心を燃やす若き家来たちなど、その後の木下兄弟の運命を左右する人物との刺激的な出会いの数々―そして、ついに「桶狭間の戦い」の火ぶたが切られる。信長の奇跡の大勝利に、武士として生きていく覚悟を決めた小一郎だが、それはピンチと苦労の連続の始まりだった――。天下布武への道をひた走る信長のもと、メキメキと頭角をあらわしていく兄・木下藤吉郎。その天才的といわれる武功の数々を実現せしめたのが、弟・小一郎の知恵と勇気、そして持ち前の「調整力」だった。目の前に立ちはだかるハードミッションを絶妙のコンビネーションで次々とクリアしていく木下兄弟。やがて小一郎は兄とともに、万民が笑って暮らせる太平の世を作るという夢を抱き始める。戦国乱世を舞台に、熱い兄弟が夢と希望を胸に突っ走る、奇跡の下剋上サクセスストーリー!

 ◆仲野太賀(なかの・たいが)1993年2月7日、東京都阿佐ヶ谷出身。2006年俳優デビュー。近年の出演作はドラマでは「あのコの夢を見たんです。」「コントが始まる」「#家族募集します」「初恋の悪魔」「ジャパニーズ・スタイル」「いちばんすきな花」など。映画では「泣く子はいねぇが」「すばらしき世界」「あの頃。」「ゆとりですがなにかインターナショナル」「笑いのカイブツ」「熱のあとに」など。第45回日本アカデミー賞優秀助演男優賞、第76回毎日映画コンクール男優助演賞、第64回ブルーリボン賞助演男優賞などを受賞。NHKでは「拾われた男」で主演の松戸諭を演じて話題に。大河ドラマは「風林火山」「天地人」「江~姫たちの戦国」「八重の桜」「いだてん」に出演。4月から放送の連続テレビ小説「虎に翼」で佐田優三役を演じる。

 【最近10年の大河ドラマ主演】
2025年「べらぼう」 横浜流星
2024年「光る君へ」 吉高由里子
2023年「どうする家康」 嵐の松本潤
2022年「鎌倉殿の13人」 小栗旬
2021年「青天を衝け」 吉沢亮
2020年「麒麟がくる」 長谷川博己
2019年「いだてん」 中村勘九郎・阿部サダヲ
2018年「西郷どん」 鈴木亮平
2017年「おんな城主 直虎」 柴咲コウ
2016年「真田丸」 堺雅人

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