佐藤隆太 独立後初の公の場 発表の日も稽古…舞台出演陣に「“独立記念日”だと祝ってもらった」

2024年04月05日 12:00

芸能

佐藤隆太 独立後初の公の場 発表の日も稽古…舞台出演陣に「“独立記念日”だと祝ってもらった」
舞台「GOOD-善き人-」の初日前会見&公開フォトコールに出席した佐藤隆太(撮影・小渕 日向子) Photo By スポニチ
 俳優の佐藤隆太(44)が5日、世田谷パブリックシアターで行われた舞台「GOOD-善き人-」の初日前会見&公開フォトコールに出席した。1日に所属していた芸能事務所・ケイファクトリーを退所後、初めての公の場となった。
 チェック柄のスーツ姿で「おはようございます」と元気に登壇した佐藤。「この作品のオファーを頂いて、今までに参加したことがない作品、役だなと思いました。内容を一読しただけでは理解できずに、参加できるのか迷いはありましたけど、稽古を重ねるうちに物語を理解して、人と人が協力しあっていれば攻略できるんだなと、凄く楽しい稽古時間でした」と充実した表情で語った。

 生演奏の歌唱シーンも多数ある本作。「音楽の力って凄く大きいんだなと思った」という。歴史を題材にしているため「もしかしたら、重厚感のある作品かなと思われるかもしれないんですけど、時代や環境は違えど共感していただける部分はたくさんあると思う。リラックスして見に来ていただければ」と作品の魅力をアピール。さらに「ぜひ、多くの方に見て頂きたいで。情報を知っちゃった方には皆さんに見て欲しいな」と呼びかけた。

 新生活の季節にちなみ「この春に始めたこと、始めたいこと」を尋ねられた佐藤は「4月1日に独立させて頂きましたので」と事務所を退所したことについて言及。発表した当日も稽古を行っていたとし、「(舞台のキャストと)食事に行った。“独立記念日”だと祝ってもらった」と告白。

 俳優の萩原聖人が「独立いっぱいいたもんね」と他の共演者についても触れると、佐藤は「そうなんですよね。稽古から本番に向けて、こんなに独立するカンパニーは初めて!でも、非常に皆さん前向きですからね」新しいスタートを明るく捉えた

 ヒトラー政権下の善良な市民達の心理を生々しく描き、善悪の定義を問うイギリス演劇界を席巻した人間の本質に迫る本作。佐藤は、過去に書いた論文をヒトラーに気に入られ、自身の意図とは関係なくナチスに取り込まれてしまい人生が一変するジョン・ハルダー教授を演じる。

 佐藤は1日、自身のSNSを更新し、所属事務所を退所して独立したことを報告。「今後は新しい環境に身を置くことになりますが、見守ってくださる方々へ、ささやかな楽しみを届けられるように歩んでいきたいと思っております」と抱負をつづっている。

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