「世界遺産」新ナレーター鈴木亮平 世界遺産検定1級 番組ファンだからこそロケでカメラワークに…

2024年04月05日 07:00

芸能

「世界遺産」新ナレーター鈴木亮平 世界遺産検定1級 番組ファンだからこそロケでカメラワークに…
TBS「世界遺産」9代目ナレーションを務める鈴木亮平(C)TBS Photo By 提供写真
 俳優・鈴木亮平(41)が東京・赤坂のTBSで行われた、9代目ナレーションを務める同局「世界遺産」(日曜後6・00)の合同インタビュー会見に出席した。これまでは女優の杏(37)が務めており、約6年半ぶりのリニューアル。鈴木は7日の放送から登場する。
 世界遺産や歴史好きで、世界遺産検定1級を取得。世界遺産を旅した気分になれるエッセー集も上梓するほど造詣が深いことでも知られる。従来のナレーターではなく、番組初となる世界遺産の案内役=ナビゲーターとして、自らの思いも交えながら世界遺産の魅力を視聴者に届けていく。7日、14日の放送では、1993年に日本で初めて世界遺産に登録された屋久島を紹介。自らロケに出向き、屋久島の奥深くに分け入り、ダイナミックな自然を体感する。

 世界遺産好きになるきっかけになった番組。それだけに、ナレーションという大役にプレッシャーを感じつつも「携われて非常に光栄」と喜ぶ。番組のファンとして、これまでのナレーションの雰囲気を変えたくないという思いもある。それでも「先輩たちのまねになってもしょうがないので」と自分らしさも取り入れることにしたという。「世界遺産って楽しいってことを伝えたいので。基本的には笑顔で声をお届けしたい」と収録時に心掛けていることを明かした。

 世界遺産への思いは熱い。さまざまな名所をドローンで撮影してきた同番組だが、鈴木は過去に「ドローンの画をここぞという時に使ってほしい。それまでは旅人の目線で行って、着いた時にドローンならいいと言った」とプロデューサーに自身の意見を述べたこともあったという。「でも、今見てる方がドローンの画に慣れているし、ドローンの画がないと物足りなくなっている。僕もそうだし。今はドローンの画をどう見せるかがキーだと思っている」。

 屋久島訪問時も、カメラワークについて「この番組のファンなので思うところもあるわけですよ」とし「“今の(カメラ)ワークは、同じフレームに山頂の植物の霜と海を入れたほうがいいのでは…”みたいな。そのような話をさせていただいたら、思いをくんでいただいたのかもしれないです。そのような形になって、うれしくて、それも楽しかった」と振り返った。

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