田崎史郎氏「この人は処分されて当然です」自民裏金事件処分、塩谷氏への離党勧告に

2024年04月05日 11:23

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田崎史郎氏「この人は処分されて当然です」自民裏金事件処分、塩谷氏への離党勧告に
東京・六本木のテレビ朝日社屋 Photo By スポニチ
 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が5日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。自民党が4日、派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、関係議員ら39人の処分を決めたことに言及した。
 安倍派の衆院側、参院側でトップだった塩谷立元文部科学相(衆院静岡2区、不記載額234万円)、世耕弘成前参院幹事長(和歌山選挙区、同1542万円)を離党勧告とし、同派幹部を務めた下村博文元政調会長(衆院東京11区、不記載額476万円)、西村康稔前経済産業相(衆院兵庫9区、同100万円)に党員資格停止1年、高木毅前国対委員長(衆院福井2区、同1019万円)に同6カ月を科した。二階派事務総長の武田良太元総務相(衆院福岡11区、同1926万円)は党役職停止1年とした。

 安倍派「5人組」の松野博一前官房長官(衆院千葉3区、同1051万円)、萩生田光一前政調会長(衆院東京24区、同2728万円)は党役職停止1年とした。二階派幹部では、事務総長経験者で不記載が1千万円以上の林幹雄元経産相(衆院千葉10区、同1608万円)、平沢勝栄両(衆院東京17区、同1817万円)が党役職停止1年の処分となった。岸田文雄首相と二階派領袖の二階俊博元幹事長(衆院和歌山3区、同3526万円)は処分対象に含まなかった。

 田崎氏は、塩谷氏の処分について「この人は処分されて当然です。塩谷さんの発言を聞いていても、自分が座長であるということを全く認識されていないわけです。不祥事が起きた時は、最後はトップが責任を取らなければいけない。安倍派で不祥事が起きたら、取るべきは彼なんです。それが取れてない」と指摘。そして、安倍派内では「(塩谷氏への)同情論は全くないです。むしろ二階さんがやめた時には、やめているべきだし、そもそも1月下旬に塩谷さんの所には何人も行って、それぞれ“ここは議員辞職してください”“全部背負ってください”とお願いしても全く分かってなかったんですね。それでズルズルきて、今こうなってしまった」と言い、「なんで座長という認識がないんだろうっていうのが不思議でしようがなくて、昨日のコメントでも自分が座長としての責任を果たすという感覚がないんですよね」と首を捻っていた。

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