玉川徹氏「塩谷さん、全部しゃべればいいのに。こんな扱いを受けているんだから。いけにえにされちゃって」

2024年04月05日 12:05

芸能

玉川徹氏「塩谷さん、全部しゃべればいいのに。こんな扱いを受けているんだから。いけにえにされちゃって」
東京・六本木のテレビ朝日社屋 Photo By スポニチ
 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が5日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。自民党が4日、派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、関係議員ら39人の処分を決めたことに言及した。
 安倍派の衆院側、参院側でトップだった塩谷立元文部科学相(衆院静岡2区、不記載額234万円)、世耕弘成前参院幹事長(和歌山選挙区、同1542万円)を離党勧告とし、同派幹部を務めた下村博文元政調会長(衆院東京11区、不記載額476万円)、西村康稔前経済産業相(衆院兵庫9区、同100万円)に党員資格停止1年、高木毅前国対委員長(衆院福井2区、同1019万円)に同6カ月を科した。二階派事務総長の武田良太元総務相(衆院福岡11区、同1926万円)は党役職停止1年とした。

 安倍派「5人組」の松野博一前官房長官(衆院千葉3区、同1051万円)、萩生田光一前政調会長(衆院東京24区、同2728万円)は党役職停止1年とした。二階派幹部では、事務総長経験者で不記載が1千万円以上の林幹雄元経産相(衆院千葉10区、同1608万円)、平沢勝栄両(衆院東京17区、同1817万円)が党役職停止1年の処分となった。岸田文雄首相と二階派領袖の二階俊博元幹事長(衆院和歌山3区、同3526万円)は処分対象に含まなかった。

 今回の裏金事件の処分は、自民党内でも不満の声が上がっていることに、タレントの長嶋一茂が「原因究明、解明をしていないから(不満の声が上がる)。それで処分が先ってことなんで、意味ないじゃんって、ほとんどの人が思っているし、国民も思っている。この体制、どうなんですか?自民党」と疑問を投げかけた。これに政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「真相究明できるならいいですよ、ある程度期間かけて調べれば分かるってもんならいいんですけれども、おそらく真相究明ってかちっとしたものはたぶん出てこないだろうと思うんですよ」と自身の見解を述べた。

 すると、玉川氏は「森さんが関与したんじゃないかっていう話をした幹部がいたわけですよね。そういう人が本当に正直に話せば、ちゃんとたどりつける部分はある。だって1回(キックバックを)やめるというのを、話し合って復活させたことは事実なんですから。そこでは必ず復活のための話は行われていたはずで、誰も覚えていないわけはない。覚えてないって言ってるだけですもんね」と反論した。

 一茂も「どの時代だって歴史の証人ってのは、いるわけだから、それを見た、聞いた、やったっていう人たちは絶対にこの中にいるわけですから。それで真相究明できないっていうのは、理由にならないですよ、田崎さん」と指摘。玉川氏は、最後に「塩谷さん、全部しゃべればいいのに。こんな扱いを受けているんだから。いけにえにされちゃって」と、塩谷氏がすべてを話すことを期待していた。

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