大谷翔平 水原容疑者の保釈受け声明発表「司法省の正確な捜査に感謝」「これで一区切り野球に集中したい」

2024年04月13日 09:16

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大谷翔平 水原容疑者の保釈受け声明発表「司法省の正確な捜査に感謝」「これで一区切り野球に集中したい」
銀行詐欺容疑で訴追されたと発表された元通訳・水原容疑者(右) Photo By スポニチ
 ドジャースの大谷翔平投手(29)の元通訳で銀行詐欺容疑で訴追された水原一平容疑者(39)が12日(日本時間13日)、米ロサンゼルス市内にある連邦地裁に出廷した。地裁は保釈保証金を2万5000ドル(382万5000円)に設定し、水原容疑者は保釈された。
 保釈の条件として、パスポートの返納、カリフォルニア州中央地区を離れることはできず、被害者との連絡、面会なども禁止。一切の賭博も禁止され、ギャンブル依存症の更生プログラムを受ける。条件違反の際に保釈保証金を納付する義務が生じる。

 水原容疑者の保釈を受け、大谷は地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース担当ジャック・ハリス記者の取材に応じ「司法省の正確な捜査に感謝しています。僕自身はこれで一区切りというか、野球の方に集中したいなと思っています」とコメントした。

 この日、法廷内に姿を現した水原容疑者は上下黒のスーツに白シャツ姿。シャツのボタンを一番上までとめ、ノーネクタイだった。黒い革靴をはいていたが、両足は金属製の足かせで拘束されていた。ほおがややこけた見た目は、韓国での試合中のベンチでの姿と同じだった。ロサンゼルスの元連邦検事で刑事弁護を専門とするマイケル・フリードマン弁護士と会話する姿は落ち着いており、特に緊張した様子もなかった。

 出廷後は水原氏が出廷した際の法廷画が公開。フリードマン氏と並んで法廷に立つ姿や、椅子に座る様子が明かされた。今後は5月9日(日本時間5月10日)にロサンゼルス市内にある連邦地裁で、罪状認否に臨む。

 大谷はその後、グラウンドで右肘手術後8度目のキャッチボールを行い、約12、13メートルの距離で30球を投げた。12日(同13日)のパドレス戦には「2番・DH」で出場する。

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