松本人志の企画番組「FREEZE」フォーマットがポルトガルへ販売 休養中も“作品”は世界へ

2024年05月31日 05:00

芸能

松本人志の企画番組「FREEZE」フォーマットがポルトガルへ販売 休養中も“作品”は世界へ
松本人志が企画・プロデュースした「FREEZE」 Photo By 提供写真
 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が企画・プロデュースしたバラエティー番組のフォーマットが、ポルトガルの最大手テレビ局・TVIに販売されることが決まった。番組はAmazon Prime Videoで配信中の「FREEZE」。今年1月から活動を休止中の松本にとって、休止以来初となる仕事関連の発表となった。
 「FREEZE」は2018年に第1シーズンが配信された。出演者たちは目の前で何が起きても微動だにしないこと(フリーズ)が求められ、互いに駆け引きをしながら最後の1人になるまで戦い抜くというゲームバラエティーだ。配信当時に松本は「お笑いの最先端とは言わないですが、誰もやっていないことをやっている」と自信をのぞかせていた。20年の第2シーズンは「アジア・テレビジョン・アワード」でオリジナルデジタルエンタテインメントプログラム部門で最優秀賞を受賞するなど、内容は高く評価されていた。

 企画発案者としての松本の才能は、世界でも評価されてきた。出演者同士が密室で笑わせ合う「ドキュメンタル」は、すでに約20カ国にフォーマットを輸出。今回の「FREEZE」は“無言の笑い”が番組の肝となっているだけに、どんな国でも受け入れられる可能性は高い。今後、ポルトガル以外の展開にも注目が集まる。

 松本は現在、自身の性加害疑惑を報じた「週刊文春」との裁判に注力するため活動を休止中。そんな状況でも、ポルトガル版は6月8日から毎週土曜日のゴールデン帯で放送が開始される。関係者によると、松本は休業中も創作活動はしてるようで、3月にはSNSで「一日も早くお笑いがしたい」とコメントしていた。

 ≪6・5非公開の弁論準備≫松本は、「週刊文春」の報道で名誉を毀損(きそん)されたとして、発行元の文芸春秋と週刊文春編集長に5億5000万円の慰謝料などを求めた。第1回口頭弁論は3月28日に行われ、松本側は記事内で性行為を強要されたと訴えた2人の女性の特定を要望。一方の文春側は、記事内容のどの部分を争うのか争点を明確にするよう松本側に求めた。次回は6月5日に非公開の弁論準備がウェブ会議で行われる。

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