特撮俳優 広がった仮面ライダー“支援の輪”に私見 「皆正しいし、皆間違っちゃった」

2024年05月31日 19:15

芸能

特撮俳優 広がった仮面ライダー“支援の輪”に私見 「皆正しいし、皆間違っちゃった」
土屋シオン Photo By スポニチ
 俳優の土屋シオン(31)が、31日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。「仮面ライダーフォーゼ」に出演していた身として、SNSで話題になっている「仮面ライダーのボランティア」について、考えをつづった。
 「白血病で余命1カ月の息子のために、大好きな仮面ライダーの力を借りたい」。一人の母の切実な訴えが反響を呼んだ。拡散が呼びかけられると、投稿は瞬く間に13万件以上リポストされた。要潤や瀬戸康史を始め、多くの仮面ライダー俳優が反応し、協力を申し出て、ネット上から応援の声が多数寄せられている。

 一方で土屋は30日、「大切なお話し」とメッセージを投稿。「善意の押し付け。ではなく本人が嬉しいことがしたい」とし「知らんとこないおじさんが来て本人にいきなりヒーローですって言われても困るだろうし、来られたりしたら気を使うだろう」と考えていることを伝えた。また「どういう子なのか、何をされたら嬉しくて何をされたら嫌なのか。体力によっての面会や遊ぶ、食事の可否、話題になるのが嬉しい子なのか、あんまり構われたくない子なのか。を昨日よりお伺いだてしており、ベストな形を探っている所です」とつづり「静観していただけますと嬉しいです」とコメントした。

 31日には「皆正しいし、皆間違っちゃったね。と思っています。公の立場を捨てて何か力になりたければ、なるのであればDMで十分だったし仲間に呼びかけるならLINEやメールでよかった。行くならプライベートでそっと行って、お兄ちゃんヒーローだから、内緒だぜ。って言ってあげれば良かった。でも、その善意は間違っていないしなぁ。とか」と、やりとりやボランティアの内容が公になっていることが気がかりになっていると記した。

 「僕たち俳優サイドが間違えてしまったなと思うのは公の場で大きな声で抱えきれない看板を背負うべきではなかった。僕たちの土俵に上げるのではなく、一個人の人間として寄り添うべきだった。結果として話が大きくなりすぎて守りたかったはずの人に、看板にヘイトが行ってしまった。これは全員が重く受け止めるべきだと思います」と指摘も。

 土屋は「モヤモヤした時間を過ごしたり傷ついた方々の心が少しでも穏やかな気持ちになったらなと思ってのポストでした」と締めくくった。

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