在阪民放アナのリレーコラム「アナランド」
MBS野嶋紗己子アナ 英語曲の自己流和訳にドハマり中
2020年02月23日 05:30
芸能
当時、映画「ハイスクールミュージカル」が流行。主人公が歌う英語の曲に興味を持った。「単語を1つずつ訳して、意訳が多いことに気がついた」ことで自己流和訳を開始。他の曲にも取り組み、お気に入りの歌手テイラー・スウィフト(30)の曲は「全部、自分なりに訳しました」。自分の感覚、感情を実際に言葉にすると既存の訳とは全く違うものになった。機械的に訳すのでなく、歌手の事をファンとして知ることで、より感情を込められた。
英語固有の表現も知った。「例えばwhite lie。ついても人を傷つけないうそ、という意味です」。文化の違いを感じ、言葉の奥深さを知った。学生時代には英語習得のための洋楽和訳アプリ作成にも着手。一方で演歌を聴き、懐メロの深い意味を現代風に考え、訳すことも始めた。
昨年12月には「1万人の第九」に参加。独英辞典を使ってドイツ語の歌を英訳し、さらに和訳した。「素晴らしい経験でした。友人もできた」と満足げ。英語、日本語など言葉の持つ意味を噛みしめ、今後のアナウンサー生活に生かしていきたい。(古野 公喜)
◇野嶋 紗己子(のじま・さきこ)1996年6月13日、北九州市出身の23歳。慶大卒。19年、MBSに入社。特技は空手、英語。同局ラジオ「ばんぱく宣言 われら21世紀少年団」に
レギュラー出演中。