在阪民放アナのリレーコラム「アナランド」
テレビ大阪・千年屋俊幸アナ 局内でも有名な“多趣味の男” 特に卓球は大恥きっかけに火が着いた
2021年11月10日 05:30
芸能
元々、大の負けず嫌い。アナウンサーになったのも「リベンジ」がきっかけだった。関大3年時のゼミで、関学大との対抗戦「総合関関戦」でボクシング中継の実況アナを担当。安易な気持ちで臨んだが「オーッ」「ア~」などまともに伝えられず、後日、学内で放送され、恥ずかしい思いをした。「それで、なけなしのバイト代を使って、アナウンサー学校に通った」。反骨心がアナへの道を切り開き、同局1期生として入社を果たした。
還暦を迎えた今もPTAチームの他、大阪市内のクラブチームに所属する。コロナ前は月に7、8回プレー。「あらゆる世代、職業の方と酒席を共にしたり。交流は楽しい」。卓球熱は冷めそうにない。(古野 公喜)
◇千年屋俊幸(ちとせや・としゆき)1959年(昭34)3月13日、岡山県総社市出身の62歳。関大社会学部から82年、テレビ大阪へ新卒1期生として入社した。スポーツ実況など多方面で活躍。2019年3月末に定年、フリーで同局番組に出演中。