在阪民放アナのリレーコラム「アナランド」
読売テレビ・黒木千晶アナ 「そこまで言って委員会」議長就任1カ月、早くも百戦錬磨の〝弁士〟ら操る活躍
2021年04月30日 16:30
芸能
前議長の辛坊治郎氏(65)が小型ヨットでの太平洋無寄港横断に再挑戦するため降板。秘書として辛坊氏を支えてきた黒木アナが、女性として初の大役を任された。元々報道畑を志望。入社6年目の若さを心配する声もあったが、「皆さんが助けてくれるし、イジってくれます。楽しい。議長になって1カ月。今はパネリストのオジサンたちを手のひらで転がしてますよ(笑い)」と百戦錬磨の〝弁士〟たちを実はしっかり操っているのだ。
ただ、楽な役回りではない。「パネリストにはレジェンドの方もいる。長年、番組を見てくださってる方がいるので」とキッチリ議長を勤めあげるために日々勉強。連日、新聞3紙を熟読し、出演者の専門分野の本を週に2冊以上チェックするなど勉強量は半端じゃない。大好きな歌舞伎、観劇は配信でのみ。「最近はお笑いライブをオンラインで観ています」とオンライン配信が癒やしのアイテムだ。
政策秘書に東大卒の先輩・野村明大アナウンサー(48)を迎え「明大さんのおかげでバランスが取れています」と猛者たちに負けるつもりはない。「視聴者の皆さんの日曜午後の楽しみを奪わないよう頑張ります。温かく見守ってください」と締めくくった。
※番組は2003年7月に「たかじんのそこまで言って委員会」としてスタート。やしきたかじんさんが14年に死去し、15年4月から番組タイトルを変更した。
◆黒木 千晶(くろき・ちあき)1993年生まれ、神奈川県横浜市出身の27歳。青学大卒業後、16年に読売テレビに入社。高校時代は野球部マネージャー。大学時代は古典芸能、歌舞伎を専攻。