在阪民放アナのリレーコラム「アナランド」
TVO渡辺学アナ 大阪城を見ながら発声練習、68番目に訪れる城も模索中
2020年03月22日 05:30
芸能
「稲葉山城…岐阜城ですよね。斎藤龍興から織田信長が奪取した城。黄金の信長像は一見の価値が…」と語り出すと止まらない。小学校の修学旅行で九州を訪れた時も「新幹線の窓から姫路城、岡山城、福山城に小倉城を写真に撮りまくった」と思い出話も熱い。
名古屋支社に単身赴任した3年間は、犬山城や大垣城など戦国時代の名城を巡った。400年以上前の時代に思いをはせ、「どうやって建てたのかなど背景を考え、重機のない時代に手作業で築城した人たちのパワーと英知を感じます」。ニュースを読む顔とは違う表情をみせた。
国内では67の城を回り、海外でも万里の長城や英南東部のリーズ城も訪れた。今、行ってみたいのは「桜の名所だから」と1度は長野県伊那市の高遠城を挙げ、「やっぱり真田幸村の上田城」と変更。4月から解説委員兼チーフアナウンサーとして重責を担い、68番目に訪れる城も模索中だ。(古野 公喜)
◇渡辺 学(わたなべ・まなぶ)1966年(昭41)8月6日、大阪府八尾市出身。中央大卒。90年に岡山放送に入社。アナウンサーとして報道、スポーツを担当。91年には雲仙・普賢岳噴火を取材した。95年にテレビ大阪へ移籍。アナウンサー、報道部デスク、営業部長などを経て、現在はアナウンス部長。