錦木 史上3位のスロー新三役決定を前にグッズできた 明け荷ミニチュア版 大阪の後援会員が100個贈呈

2023年08月27日 12:15

相撲

 【氷見巡業 】 大相撲の夏巡業が27日、富山県氷見市で行われ、秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)での新三役昇進が確実な錦木(33=伊勢ノ海部屋)が大関・霧島(27=陸奥部屋)らとの申し合い稽古に参加した。自己最高位の東前頭筆頭で臨んだ7月の名古屋場所で、関脇以上総なめを含む10勝を挙げた。史上1位のスロー記録となる初土俵から103場所目での初三賞も獲得。秋場所では、史上3位のスロー新三役昇進が確実となっている。
 中学卒業後入門し、18年目での飛躍を祝福しようと部屋の後援会員で、大阪で印刷会社「竜田紙工」を経営する塩村和彦氏が錦木版の「明荷くん」100個を製作して部屋へ贈呈した。関取が締め込みや化粧まわしを収納し、本場所会場に保管する明け荷のミニチュア版で、他の後援会関係者らに配られるという。明荷くんは親方衆にも人気で、弟子のしこ名入りを名刺入れやたばこ入れとして活用する親方もいる。

 8日に巡業があった岩手県奥州市では、盛岡市出身のご当所力士が主役級の歓声を浴びた。「多くの方に声をかけてもらえた。(周囲は)盛り上がっていると思います」。晴れの15日間まで残り2週間。ベテランの域に入った33歳は今回の夏巡業でも毎日欠かさず申し合い稽古に参加し、仕上がりに抜かりはなかった。

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