照ノ富士 9月10日初日の秋場所出場は不透明 「できる限りのことを」 夏巡業ラスト氷見巡業で語る

2023年08月27日 16:31

相撲

照ノ富士 9月10日初日の秋場所出場は不透明 「できる限りのことを」 夏巡業ラスト氷見巡業で語る
氷見巡業の稽古でストレッチをする照ノ富士※記者撮影 Photo By スポニチ
 【氷見巡業】大相撲の夏巡業最終日が富山県氷見市で行われ、横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)は取組前の稽古での申し合い、そして取組にも加わることなく7月29日に愛知県豊田市で始まった約1カ月、18カ所の巡業を終えた。28日に番付発表を迎える、秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)への出場は不透明な情勢だ。
 この日の稽古後、秋場所は出場の見通しか?との問い掛けに「そういうつもりではいます。できる限りのことを今、やってます」。5月の夏場所で14勝を挙げ、復活優勝を遂げたが、7月の名古屋場所は4日目から途中休場した。6月中旬に行われた、堺市での合宿前から発症した腰痛のためだった。

 名古屋場所千秋楽の6日後から始まった夏巡業には、1人横綱の責任感もあり、最初から帯同。その豊田巡業での取材では「これから徐々に(状態を)上げていこうと思う」と語ったが巡業中、ぶつかり稽古で胸を出すことはあっても、相撲を取る稽古はできなかった。

 「よくなったら相撲を取っている。(帰京して)病院へ行って…という感じです」。まずは体調を把握するところから、復帰への道のりは始まる。

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