【バスケW杯】日本戦の再販チケット完売か「購入できるセクションがありません」どうなる空席問題

2023年08月27日 13:16

バスケット

【バスケW杯】日本戦の再販チケット完売か「購入できるセクションがありません」どうなる空席問題 — 空席が目立った日本ードイツ戦のスタンド Photo By スポニチ

　バスケットボール男子W杯1次リーグE組の日本―フィンランド戦は27日午後9時10分、沖縄アリーナでティップオフとなる。急きょ国際バスケット連盟（FIBA）の公式サイトで再販されたチケットは、完売となっている可能性が高い。

　沖縄アリーナは1万人規模の施設で、バスケットボールの試合でも約8000人の収容が可能だが、25日の日本―ドイツ戦の観衆は6397人。国内販売の入場券はほぼ完売だったが、ベンチ正面中央の席には誰も座っていないブロックがあった。

　26日夜、国際バスケットボール連盟（FIBA）の公式チケットサイトで日本戦のチケットが急きょ販売された。争奪戦となり、購入待機が5000人を超えていた27日午前11時11分に最新メッセージとして「お待ちいただいても該当の試合のチケットが完売している場合がございます」と表示されていた。

　その後、購入画面にたどりつくと「日本代表戦のチケットを一部追加販売することとなりました。試合直前の追加販売となりますが、ぜひ会場にて大会をお楽しみください」と表示。ただ、チケット購入ボタンを押しても、「希望の条件で購入できるセクションがありません　購入できる席を選択するために条件を変更してください」と表示される。29日の日本―オーストラリア戦も同様。他国同士のカードではチケット購入が可能なため、日本戦は既に完売とみられる。

　ドイツ戦後、日本のホーバス監督が「うちのベンチの前に誰もいない。なんで？」と言えば、渡辺雄太もSNSで「昨日の試合チケットは完売で、チケット欲しくても手に入らなかったって人たくさんいるって聞いてるのに、ベンチ前の席ガラガラだったの意味がわからなすぎる。大人の事情らしいけど、来ない人にチケット配るなら、ほんとに来たい人に売ってあげるべきでしょ」と訴える事態に発展していた。