【世界陸上】マイル侍は予選敗退…1走起用の地主直央「悔しい気持ちでいっぱい」佐藤拳は「私の責任」

2023年08月27日 04:09

陸上

【世界陸上】マイル侍は予選敗退…1走起用の地主直央「悔しい気持ちでいっぱい」佐藤拳は「私の責任」
第3走者の佐藤拳太郎からバトンを受け取り、アンカー勝負へと挑む第4走者の中島佑気ジョセフ(AP) Photo By AP
 【陸上・世界選手権第8日 ( 2023年8月26日    ハンガリー・ブダペスト )】 男子1600メートルリレー予選が行われ、日本は3分00秒39で1組5着となり、タイム順でも上位8チームに入ることができず、2大会連続の決勝進出を逃した。
 1走に地主直央(法大)、2走に400メートルで44秒台を2度マークした佐藤風雅(ミズノ)。3走には32年ぶりに日本記録更新の佐藤拳太郎(富士通)、4走に中島佑気ジョセフ(東洋大)と実力者をそろえ、史上初のメダルも期待されたマイルリレー侍だったが、実力を出し切ることはできなかった。

 前日にオーダーが決まり、1走にはワールドユニバーシティゲームズ400メートル4位(45秒58)と好調の地主を起用。それでも序盤から劣勢となり、上位でバトンをつなげなかった。地主は「ちゃんと良い走りをして頑張ったが、思ったよりも走れなかった。全然納得いかない走りで悔しい気持ちでいっぱい。中盤で失速し、いつもの後半を出せなかった」と悔しさをにじませた。

 日本代表主将の佐藤拳は「頭がまとまっていない。信じられない状況。もっと前の位置でアンカーに渡さないといけない。この結果は全て私の責任」と言い、佐藤風は「油断はなかったが、もう一段階、気持ちを締められたと今は思う」と足元を見つめ直す。中島も「しっかり反省して来年に個人、マイルで結果を出すために、現実を受け止め、次に進む原動力にしたい」と話した。

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