【世界陸上】けいれん急失速の山下一貴、ゴール後の笑顔のワケ「走り切ったら…」 10月MGCはV宣言

2023年08月27日 16:37

マラソン

【世界陸上】けいれん急失速の山下一貴、ゴール後の笑顔のワケ「走り切ったら…」 10月MGCはV宣言
力走する山下(ロイター)
 【陸上・世界選手権最終日 ( 2023年8月27日    ハンガリー・ブダペスト )】 男子マラソンが英雄広場発着の周回コースで行われ、山下一貴(26=三菱重工)が2時間11分19秒で日本人トップの12位、其田健也(30=JR東日本)は2時間16分40秒で35位、西山和弥(24=トヨタ自動車)は2時間17分41秒で42位となり、日本勢5大会ぶりの入賞には届かなかった。
 山下は入賞争いでラスト10キロに突入。40キロを5位で通過したが、残り2キロを切って両足ふくらはぎがけいれんするアクシデントに見舞われて、急激にペースダウン。12位で無念のフィニッシュとなった。

 終盤にまさかの悲劇が待っていたが、ゴール後は持ち前の笑顔を見せた。「走り切ったらスッキリするので。笑ってないと…」。ただ、入賞を逃したことには「申し訳ない。入賞できたと思ったけど、なかなか難しいですね。左ふくらはぎがつって、右もつっていろんなところつった」と話した。

 24年パリ五輪代表選考会となる10月15日のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)には出場予定。「たぶん暑くなるので、暑さ対策をもっとして、優勝を目指す」と力強く宣言した。

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