【世界陸上】北口榛花、祝福メール殺到で「読み切れない」　「ハイチュウ2個」「カステラ」の真相は…

2023年08月27日 04:15

陸上

【陸上・世界選手権第8日（ 2023年8月26日ハンガリー・ブダペスト）】女子やり投げでトラック＆フィールド種目で日本女子初の北口榛花（JAL）が一夜明けた26日、会場でのメダルセレモニーに出席した。君が代の音楽を聞くと、涙がこみ上げていた。

　その後の一夜明け取材では「本当に自分やったことを信じられないくらいうれしい」と喜びを語り、「まだ飛びそうな感じはある。1投目で足がつったのもあった。これが限界ではないと思っています」と進化を誓った。祝福メールは数えきれず「いつもだったら頑張って見るんですけど。頑張っても、何回スクロールしても読み切れない。まだまだ読み切れていない」と苦笑いだった。

　また、セケラク・コーチがテレビで金メダルの要因について「ハイチュウ、2タイムス」と答え、試合後にはX（旧ツイッター）のトレンド入り。その真相についても明かした。いつもコーチが試合中に食べており「2粒くらいでなく2本のパックを全部食べきったということらしいです」と語った。

　他選手の試合の観戦中「（コーチが）ストレスを感じると、ハイチュウが異常なスピードで口の中で入っていくのを見ていた」と北口は証言。「昨日も、もどかしさでたぶんハイチュウを凄いスピードで食べていたと思うんですけど。何味かは聞けなかった。でも、1粒じゃなくて2本だということは言っておきたいです」と笑顔で答えた。

　また、同じく話題となった試合中に補食として食べたカステラについても「最初の日本記録を投げた時にカステラを食べていた。それ以降、できるかぎり食べるようにしている。今回は両親が来てくれるタイミングで差し入れてもらった。海外の試合でも食べられるようにしてくれました」と説明した。