【バスケW杯】空席問題 FIBAがチケット追加販売の経緯を説明へ

2023年08月27日 16:58

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【バスケW杯】空席問題 FIBAがチケット追加販売の経緯を説明へ
空席が目立った日本ードイツ戦のスタンド Photo By スポニチ
 バスケットボール男子W杯(日本、フィリピン、インドネシアの3カ国共催)で1次リーグE組の日本戦の入場券が26日夜から急きょ追加販売された。関係者は「今日(27日)中にFIBA(国際バスケットボール連盟)から何らかの説明があると思います」と説明。完売したはずのチケットを再販できた経緯を、国際バスケットボール連盟(FIBA)が説明する見通しとなった。
 会場の沖縄アリーナは8000人超を収容できるが、日本の初戦となった25日のドイツ戦の観衆は6397人。チケットが完売だったにもかかわらず、ベンチ正面中央に誰も座っていないブロックがあるなど空席が目立った。

 試合後の会見でホーバス監督が「うちのベンチの前に誰もいない。なんで?」と不満を示し、渡辺もSNSで「ベンチ前の席ガラガラだったの意味がわからなすぎる」と疑問視する事態に発展。開催国の初陣とは思えない光景に、運営側には国内外のメディアから問い合わせが殺到した。

 FIBAは26日夜に声明を出し「該当席は複数の法人により購入された座席」と説明。来場しなかった理由は不明で「調査中」とした。同じタイミングで日本バスケットボール協会(JBA)と日本組織委員会は「大変遺憾」との共同声明を発表。そのわずか2時間後に追加販売がスタートした。

 最大の“被害者”はファンと選手。同様の問題は19年に日本で開催したラグビーW杯でも起きた。最初のチケット保持者が来場者しない場合に再販可能なシステムが確立できれば、再発防止につながるだけに、FIBAの説明が注目される。

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