【バスケW杯】日本 17年ぶり歴史的勝利!フィンランドに逆転で欧州勢から初白星 第4Qに河村躍動

2023年08月27日 23:14

バスケット

【バスケW杯】日本 17年ぶり歴史的勝利!フィンランドに逆転で欧州勢から初白星 第4Qに河村躍動
レイアップシュート決める河村(AP) Photo By AP
 【バスケットボール男子W杯 1次リーグE組   日本ーフィンランド ( 2023年8月27日    沖縄アリーナ )】 1次リーグE組の日本代表(世界ランク36位)が第2戦でフィンランド(同24位)に98―88で勝利し、1勝1敗とした。W杯で過去11戦全敗だった欧州勢から歴史的な白星。来夏のパリ五輪出場権を得るアジア最上位に前進した。29日にはオーストラリア(同3位)と対戦。勝てば2次リーグ進出、負ければ17~32位決定戦に回る。
 06年日本大会1次リーグ第3戦のパナマ戦以来17年ぶりの“歴史的1勝”へドイツ戦同様の富樫勇樹(30=千葉J)、原修太(29=千葉J)、馬場雄大(27)、渡辺雄太(28=サンズ)、ジョシュ・ホーキンソン(28=SR渋谷)の5人が先発出場。

 第1クオーター、相手のターンオーバーを誘い、馬場のドリブルから豪快ダンクシュートがチーム初得点。その後は、途中出場のチーム最年長である比江島慎(33=宇都宮)が残り3分42秒で3点シュートを決めて、相手の反則も誘って4点プレーを成立させて、22―15とリードでこのクオーターを終えた。

 しかし第2クオーターは残り8分46秒まで0―6のランで1点差に詰め寄られた。この流れを変えたのはこのクオーターから出場した“和製カリー”富永啓生(22=ネブラスカ大)だ。残り8分29秒でステップバックの3点シュートを決めると、残り6分4秒にも右コーナーから自身2連続となる3点シュートを決めた。その後も接戦ながらも相手にリードを許すと徐々にリードを広げられて、生命線の3点シュートも前半は11本中3本しか決まらず36―46で前半を終えた。

 後半に入っても比江島そしてホーキンソンがダブルダブルの活躍を見せて、第3クオーター終了間際には馬場が3点シュートを決めて、10点差で終えた。

 このシュートで流れが変わり、第4クオーターは途中出場の河村勇輝(22=横浜BC)が躍動した。残り4分35秒で河村のレイアップシュートで相手の反則を誘って、3点プレーを成立させて逆転に成功。さらに残り3分52秒で3点シュートを決めてリードを広げて勝ち切った。

 チームトップはホーキンソンが28得点19リバウンドのダブルダブル。そして第4クオーターで躍動した河村が25得点9アシストの大活躍。前半フィールドゴール100%だった比江島、富永が17得点をマークした。

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