【バスケW杯】日本・馬場は号泣「勝ちたい気持ち」で歴史的1勝 富樫は「大きな1勝」も通過点強調

2023年08月27日 23:41

バスケット

【バスケW杯】日本・馬場は号泣「勝ちたい気持ち」で歴史的1勝 富樫は「大きな1勝」も通過点強調
<日本・フィンランド>ドリブルで切りこむ馬場(AP) Photo By AP
 【バスケットボール男子W杯 1次リーグE組   日本98ー88フィンランド ( 2023年8月27日    沖縄アリーナ )】 1次リーグE組の日本代表(世界ランク36位)が第2戦でフィンランド(同24位)に98―88で勝利し、1勝1敗とした。W杯で過去11戦全敗だった欧州勢から歴史的な白星。来夏のパリ五輪出場権を得るアジア最上位に前進した。29日にはオーストラリア(同3位)と対戦。勝てば2次リーグ進出、負ければ17~32位決定戦に回る。
 歴史的な勝利が決まった瞬間、馬場雄大(27)の顔がクシャクシャになった。涙が止まらない。悲願の1勝をつかみ取った馬場は勝因を問われ「勝ちたい気持ちです」と声を絞り出した。

 そして富樫勇樹(30)は笑顔で仲間たちとハイタッチを繰り返した。そして試合を振り返り「欧州の国に国際大会で勝つのは簡単ではない。大きな1勝。ここでリラックスするのではなく、2勝、3勝としていきたい」と、日本のバスケ界の未来を見据え、この勝利はあくまでも通過点であることを強調した。

 1リバウンド、9アシスト、25得点の活躍を見せた河村勇輝(22)は「応援のおかげです。この会場、そして日本中の声援があったからこそ勝つことができました」と息を弾ませ、右拳を突き上げた3ポイントを振り返り「トム(ホーバス監督)の、仲間の信頼がつまったシュートだった」と胸を張った。

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