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【日立巡業】茨城県出身の武将山に大声援 名古屋場所で幕内初勝ち越し「通用するのかな」深めた自信

2024年08月09日 18:33

相撲

【日立巡業】茨城県出身の武将山に大声援 名古屋場所で幕内初勝ち越し「通用するのかな」深めた自信
<夏巡業日立場所>ぶつかり稽古で大栄翔(右)の胸を借りる武将山(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲夏巡業が9日、茨城県日立市の日立市池の川さくらアリーナで行われ、茨城県水戸市出身の幕内・武将山(28=藤島部屋)が地元を盛り上げた。
 茨城県土浦市出身の高安(34=田子ノ浦部屋)が休場中のため、同県出身唯一の関取として参加。ぶつかり稽古では小結・大栄翔(30=追手風部屋)の胸を借り、「水戸市出身」と場内アナウンスされると大きな拍手と大声援が送られた。

 武将山は名古屋場所、西前頭16枚目で8勝7敗。これまで入幕する度に大きく負け越して跳ね返されてきたが、幕内4場所目でついに初の勝ち越し。「8勝7敗だったけど、圧倒的な力の差はなかった。負けた時も前に出て惜しい相撲が何番かあったので、通用するのかな」と自信を深めた。自己最高位の更新が予想される秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)へ向け「とりあえず勝ち越したい」と意気込んだ。

 ご当所ではあるが、日立市と水戸市は約30キロ離れている。武将山が所属していた水戸尾曽相撲道場を始め土浦相撲倶楽部や友部町相撲少年団など、茨城県内の相撲クラブが県南部に集中していることもあり、県北部を訪れることはあまりなかったという。日立市のこの日の会場にも「初めて来ました」と話していた。武将山はこの日、稽古の前後には握手会や質問コーナーにも出演するなど大活躍だった。

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