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元中学教員のマイル侍が激走「今しかできない夢、今日のため」競技専念の2走・川端が感涙

2024年08月09日 20:48

陸上

元中学教員のマイル侍が激走「今しかできない夢、今日のため」競技専念の2走・川端が感涙
男子1600メートルリレー予選で第2走者を務めた川端魁人(右) (ロイター)
 【パリ五輪第15日 陸上 ( 2024年8月9日    フランス競技場 )】 男子1600メートルリレー予選が行われ、日本(中島、川端、佐藤風、佐藤拳)は2分59秒48の日本記録をマークし、1組4着で04年アテネ大会以来の決勝進出を決めた。着順での突破はならなかったが、タイムで拾われた。10日の決勝では初のメダル獲得を目指す。
 中島からの流れをつないだ2走・川端魁人は中京大卒業後、三重県鈴鹿市の中学校で1年教員として勤務。その年の21年東京五輪で1600メートルリレー出場も予選敗退。「東京で悔しい思いをして、決勝進出を諦めきれなくかった」と中京大コーチとして競技に専念。「今しかできない夢を今日のために。苦しいこともあった。ケガもした。決勝に行けて本当にうれしい」と感極まった。

 「生徒にも夢を追いかける姿を見せてほしいと言っていた」と教員時代を振り返り「決勝では絶対にメダルを獲りたい」と決意を込めた。

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