×

卓球男子 フランスに敗れて4位 3大会連続のメダル届かず

2024年08月09日 19:37

卓球

卓球男子 フランスに敗れて4位 3大会連続のメダル届かず
<パリ五輪・卓球男子団体3位決定戦>第4試合.第1ゲームをプレーする張本智和(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【パリ五輪第15日 卓球 ( 2024年8月9日    パリ南アリーナ )】 男子団体戦の3位決定戦で、日本は開催国・フランスと激突した。
 第1試合のダブルスの篠塚大登(愛知工大)戸上隼輔(井村屋グループ)が1-3で敗れた。第2試合のシングルスに登場したのは、エース張本智和(智和企画)だ。

 日本は7日の準決勝で、スウェーデンと約3時間半に及ぶ死闘の末に2―3で敗れた。張本は第2試合でシングルス銀メダルのモーレゴードを破ったが、命運を託された第5試合で2―0とリードしながらまさかの大逆転負けを喫した。

 試合終了後はぼう然とした表情を浮かべた後、コートに突っ伏し泣き崩れた。ショックは大きく、「この現実を受け止める方法が死ぬ以外にあるんだったら…。意味が分からない」と追い込まれた精神状態を吐露。3位決定戦について「今の気持ちで言えば頑張りたくない。力は残っていない」と話していた。

 失意から中1日で決戦の舞台へ。相手はシングルスで銅メダルを獲得した、メガネをかけた17歳、F・ルブラン。劣勢の第1ゲームは逆転で奪ったものの、フルゲームの激闘の末に「エース対決」を落とした。第5ゲームは10―7とマッチポイントを握りながら、悪夢の5連続失点。日本は0―2と崖っぷちに追い込まれた。

 シングルスの第3試合は戸上がF・ルブランの兄、A・ルブランを3―1で撃破。再び回ってきた出番で、張本が奮起した。自身にとってパリ五輪最後の試合でゴジを3―1で破り、最終第5試合の篠塚に全てを託した。

 篠塚は格上のF・ルブランに果敢に立ち向かったが、及ばず。表彰台には届かなかった。

おすすめテーマ

2024年08月09日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム