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【バスケ男子】2大会連続同じ決勝戦!王者米国がウェンバンヤマ率いる開催国フランス迎え撃つ

2024年08月09日 06:30

バスケット

【バスケ男子】2大会連続同じ決勝戦!王者米国がウェンバンヤマ率いる開催国フランス迎え撃つ
米国のレブロン・ジェームズ(左)とフランスのビクター・ウェンバンヤマ(ロイター)
 【パリ五輪第14日 男子バスケットボール・準決勝 ( 2024年8月9日    ベルシー・アリーナ )】 男子バスケットボール準決勝2試合が行われて、決勝戦のカードは2大会連続で米国(世界ランク1位)VS地元フランス(同9位)に決定した。 【決勝トーナメント表
 “絶対王者”米国は5大会連続金メダルへレブロン・ジェームズ(レイカーズ)、ケビン・デュラント(サンズ)、ステフィン・カリー(ウォリアーズ)など現代版ドリームチームを結成。代表12選手の平均年俸は約68億円。

 無傷で迎えた準決勝のセルビア戦はまさかの展開が待っていた。第1Qからここまで不調だったカリーが大爆発。7本試投で5本の3Pシュートを成功させてこのクオーターだけで17得点。しかしチームは最大17点差リードを許す苦しい展開で最終クオーターを迎えた。

 その中でドリームチームの目の色が変わった。いきなり10―3のランで5点差まで詰め寄ると、残り3分41秒にレブロンがレイアップシュートを決めて84―84とセルビアを捉えた。その後はシーソーゲームの中で残り2分24秒にカリーのこの日9本目の3Pシュートで逆転。その後もレブロン、カリーのレイアップシュートで突き放して大逆転勝利。試合後にレブロンがデュラントと喜びを分かち合うと、カリーとは吠え合って健闘を称え合った。

 試合後にレブロンは「僕らにとって大きな勝利」と大逆転勝利を回顧した上で、フランスとの決勝戦へ「非常に拮抗している。ウェンビーにとっては初めてのオリンピックだが、あのチームはかなり長い間一緒にプレーしてきた。彼らは観客を虜にしてきた」と“怪物”ビクター・ウェンバンヤマを警戒した。

 対して開催国フランスは準決勝で昨夏W杯王者ドイツ(同3位)。1次リーグで敗れている相手に大激戦の末に勝利を掴み取って、初の金メダル獲得へ決勝に駒を進めた。

 試合後には大激戦を制してウェンバンヤマが叫ぶと、会場の盛り上がりは最高潮に。するとウェンバンヤマは感極まって涙を流して、声援に応えた。「信じられない瞬間だった」と涙の理由を告白した上で、「歴史を塗り替えるチャンスだ。間違いなく一生に一度のゴールだ。もしかしたら誰も再現できないかもしれない」と絶対王者・米国との決勝戦へ意気込んだ。

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