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玉井は予選2位通過!馬淵コーチの助言に「そんなに頑張るのか」とつぶやく余裕も

2024年08月09日 20:13

飛び込み

玉井は予選2位通過!馬淵コーチの助言に「そんなに頑張るのか」とつぶやく余裕も
男子高飛び込み予選、演技する玉井陸斗(ロイター)
 【パリ五輪第15日 飛び込み ( 2024年8月9日    アクアティクスセンター )】 9日の男子高飛び込み予選で、22年世界選手権銀メダルの玉井陸斗(17=JSS宝塚)は497・15点の2位で、上位18人による準決勝に進出した。1本目は入水がやや乱れたが、2本目以降は安定した演技。2度のジャンプで90点台をマークした。日本飛び込み史上初のメダル獲得へ好発進した。
 落ち着いていた。自身2度目の五輪。玉井は硬さもあり1本目の入水がやや乱れたが、2本目以降は持ち直した。予選通過ラインの18位の選手に120点以上の大差をつけて、危なげなく2位通過。悲願のメダルへ好発進し「調子はすごくいい。不安もあったけど、練習通りの演技ができた」とうなずいた。

 馬淵コーチからは「陸斗の演技を見せてやれ!」と送り出された。事前に準決勝、決勝へ余力を残すプランを共有していただけに「予選からそんなに頑張るのか」と心の中でつぶやく余裕もあった。5月のプレ大会で優勝し、世界から一目置かれる存在。演技前は仲の良いオーストラリア選手に、初対面の北朝鮮選手を紹介してもらい談笑。演技間も他国の選手と交流してリラックスする“貫ろく”を見せた。

 準決勝、決勝は10日に行われる。玉井は「力みすぎずに、自分のやることをやれば結果はついてくると思う。準決勝で500点、決勝では自己ベスト(531・55)を目指したい」とイメージを膨らませた。

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