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【バドミントン】シダマツ「自分たちにとって魔物だったと思うのは…」 初の五輪で銅メダル獲得

2024年08月09日 14:40

バドミントン

【バドミントン】シダマツ「自分たちにとって魔物だったと思うのは…」 初の五輪で銅メダル獲得
<パリ五輪バドミントン日本代表帰国会見>花束を手に笑顔を見せる志田(左)と松山(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 パリ五輪に出場したバドミントン日本代表が9日、羽田空港で帰国会見を行った。
 志田千陽(27)、松山奈未(26=ともに再春館製薬所)組は同種目の日本勢では12年ロンドン大会銀の藤井瑞希、垣岩令佳組、16年リオデジャネイロ大会金の松友美佐紀、高橋礼華組に続くメダルを獲得。今後は取材などスケジュールが多忙だという。志田は「すごく忙しくなるのかなって感じ。そういう部分ではメダリストになったんだっていう実感もある。日本は暑くて、ここで過ごしていけるのか」と笑顔で語った。

 20日に横浜市で開幕のジャパンオープンにも出場予定。コンディションに不安を抱えつつ、志田は「たくさんの方が見に来てくださると思うのでシダマツらしい姿を見せたい。バドミントンを生で見ても楽しいと思っていただけるような大会になればいい」と明るく話した。

 世界ランキング4位で臨んだ初の五輪。準決勝で中国ペアに敗れて決勝進出を逃したが、銅メダル獲得。松山は「自分たちにとって魔物だったと思うのは中国ペア。今まで互角に戦っていた相手だったが、五輪の時は全然違う魔物のような強さだった」と語った。志田は「思ったよりも楽しめた。会場の雰囲気に助けられて、すごく楽しめた」と振り返った。

 シダマツペアは22年、ツアーで最も権威が高い全英オープンを初制覇。23年には世界ランク2位まで浮上し、代表選考レースを日本勢トップで勝ち抜きパリ五輪切符を獲得した。今後について松山は「銅メダルを取れたのでホッとしている」と語り、志田は「今はこのメダルに満足しているし、出し切れた。しっかり二人で時間ができたときに、目標について話し合って決めていけたらいいなと思う」と見据えた。

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