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張本智和「大会の中で一番感動したかも」最終第5試合、格上に果敢に立ち向かった篠塚大登ねぎらう

2024年08月09日 21:49

卓球

張本智和「大会の中で一番感動したかも」最終第5試合、格上に果敢に立ち向かった篠塚大登ねぎらう
<パリ五輪・卓球男子団体3位決定戦>3位決定戦に敗れフランスの選手と健闘を称え合う(右から)篠塚、戸上、張本智(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【パリ五輪第15日 卓球 ( 2024年8月9日    パリ南アリーナ )】 男子団体戦の3位決定戦で、日本は開催国・フランスに約3時間に及ぶ死闘の末に2―3で敗れ、銅メダルに届かず4位。16年リオ銀、21年東京五輪銅に続く3大会連続の表彰台はならなかった。
 第1試合のダブルスで篠塚大登(愛知工大)戸上隼輔(井村屋グループ)が黒星発進。シングルスの第2試合で銅メダリストのF・ルブランに敗れた張本智和(智和企画)だったが、後がなくなった第3試合で戸上が勝利して回ってきた第4試合で奮起。魂の勝利で最終第5試合の篠塚につないだ。

 世界ランク42位の篠塚は格上の同5位、F・ルブランに果敢に挑んだ。マッチポイントを握られても粘り、簡単には屈しなかった。「相手は格上なので、できることをやって思い切るだけと思って試合に入った。申し訳ない。最後はやることがなかった」と篠塚は唇をかみしめた。

 敗北が決した瞬間、張本は真っ先にコートに入り、篠塚を抱きしめた。「最後の篠塚の試合を見て、この3年間、頑張ったなと思いました。格上にあれだけ果敢に向かっていった。もしかしたら、この大会の中で一番感動したかもしれない」とチームメートをねぎらった。

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