Rソックス・吉田正尚 6試合連続33度目マルチ安打 イチローが持つ日本選手最長7試合に「あと1」

2023年07月09日 06:50

野球

Rソックス・吉田正尚 6試合連続33度目マルチ安打 イチローが持つ日本選手最長7試合に「あと1」
5回2死二塁、中前適時打を放ったレッドソックス・吉田(AP) Photo By AP
 【ア・リーグ   レッドソックスーアスレチックス ( 2023年7月8日    ボストン )】 レッドソックスの吉田正尚外野手(29)が8日(日本時間9日)、本拠地でのアスレチックス戦に「2番・左翼」でスタメン出場。6試合連続33度目のマルチ安打を記録した。
 走攻守で躍動した。5-0の2回二死からの第2打席では三ゴロ失策で出塁。次打者・ターナーの4球目に二盗を試み、今季5個目の盗塁に成功。3打席目は「打」で結果を出す。4回1死、アスレチックスの3番手左腕・ラブレディに対し7球粘り、最後はスライダーを強振。右中間へのエンタイトル二塁打を放ち、6試合連続安打を記録した。

 勢いは止まらない。8-1の5回2死二塁からは4番手・エルセグの98・2マイル(約158・0)キロを確実に捉え、中前安打。マルチ安打で2試合連続の打点も記録した。

 新たな境地を切り開いた。この日のマルチ安打でオリックス時代の17年8月にマークした自己最長6試合連続マルチに並んだ。さらにメジャーの日本選手としては、イチローが5度記録した日本選手最長の7試合連続にもあと1試合に迫った。

 前日7日は長女の3歳の誕生日。日本では誕生年の20年、そして21年と2年連続で本塁打を放ち、誕生日を祝ってきた。メジャー挑戦1年目の、同日はコーラ監督に「昨日の試合が長かったから。リフレッシュして、明日はプレーする予定だ」と体調を配慮され、完全休養日に充てた。1日遅れの、グラウンド上での「プレゼント」。頼もしい安打量産だった。

 オールスターブレイクまで、この日を入れて2試合。4月の右太もも裏違和感、そして7月1日のブルージェイズ戦で約164キロの直球を右すねに受けるなど、アクシデントはあったが、大きな故障をすることなく、走り続けてきた。持てる実力をそのまま発揮して、まずは前半戦を折り返す。

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