巨人、わずか3安打で零敗…響いた5番・大城卓のバントミス 岡本和3出塁も得点につながらず

2023年07月09日 19:20

野球

巨人、わずか3安打で零敗…響いた5番・大城卓のバントミス 岡本和3出塁も得点につながらず
<巨・D>12回、大城卓は空振り三振に倒れる(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人0―1DeNA ( 2023年7月9日    東京D )】 巨人は打線が12回でわずか3安打に終わり8度目の零敗。引き分けを挟んで継続中だった延長戦での連勝は6で止まった。原監督は「見ての通り。0点じゃなかなか試合を支配することはできない」と悔やんだ。
 痛かったのはバントミスだった。0―0の7回、先頭の岡本和が四球。続く大城卓は東のスライダーをバントしたが、捕手前に転がり、二塁で封殺。後続も倒れた。

 両リーグ一番乗りで20号に到達するなど、4番・岡本和は好調を維持。この日も3四球を選ぶなど、今後も四球が増えることが予想される。大城卓は5番打者としてチーム2位の11本塁打、33打点とバットで貢献しているが、競った試合の終盤では犠打のケースは出てくる。5日の中日戦でも5―3の5回無死一、二塁でバントを決められず、その回は無得点に終わっていた。

 チームはキャンプから進塁打、犠打などチーム打撃の練習を繰り返してきた。勝負所での1点をどう奪うか。上位4チームの混戦を制すために、確実に走者を進める攻撃をもう一度見直す必要がある。(川島 毅洋)

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