巨人ブリンソン 得意の東から初回安打で8打数7安打も走塁ミスで併殺 原監督「重箱の隅を…」

2023年07月09日 18:28

野球

巨人ブリンソン 得意の東から初回安打で8打数7安打も走塁ミスで併殺 原監督「重箱の隅を…」
<巨・D>初回、丸の飛球で飛び出した一走・ブリンソンは一塁へ戻れずアウトとなる(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人0―1DeNA ( 2023年7月9日    東京D )】 巨人のルイス・ブリンソン外野手(29)がDeNA戦(東京D)に「1番・中堅」で先発出場。初回に走塁ミスで併殺を招いたが、原辰徳監督(64)は「重箱の隅を…」とかばう姿勢を見せた。
 ブリンソンは6月30日の阪神戦(東京D)で13打席ぶり安打となる左翼線二塁打。来日初のスタメン1番に起用された今月2日の阪神戦(東京D)では初球を初回先頭打者本塁打として、原監督から「彼が何とか救世主になってくれば」と期待を寄せられた。

 5日の中日戦(バンテリンD)では来日4度目の猛打賞で勝利に貢献。6試合連続でスタメン1番に起用されたこの日は試合前まで7打数6安打という抜群の相性を誇るDeNA先発左腕・東との対戦だったが、初回の第1打席でいきなり中前打を放ち、東との対戦成績を8打数7安打とした。

 だが、続く2番・丸の左前に落ちそうな飛球を佐野がスライディングキャッチ。ブリンソンは慌てて一塁へ戻ったが、佐野の送球のほうが早く併殺となった。

 終わってみれば、巨人打線は延長12回を戦ってわずか3安打。東には7回まで2安打に封じられ、その後も無得点に終わった。

 試合後、初回の走塁ミスについて聞かれた原監督は「重箱の隅をつつけばさ、そうそう」とブリンソンをかばう姿勢。それでも「目の前のプレーだからね。あそこはもうコーチャーが、もうわれわれがいくら手伝おうとしてもね、自分できちっと判断しないといけないということでしょうね」と苦言も忘れなかった。

 なお、ブリンソンは第2打席以降は東に抑えられ、東との対戦成績は10打数7安打となっている。
 

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